第28回日本病態栄養学会年次学術集会「病態栄養学の深化と広がり―健康福寿社会の実現をめざして―」が2025年1月17日(金)から19日(日)にかけて国立京都国際会館で開催され、人間生活学研究科 消費者科学専攻 博士前期課程1年の田中雅子さんの発表演題がYIA:Young Investigator Awardsで若手研究特別賞を受賞しました。

この賞は満50歳以下の研究者を対象とした82演題の中から15演題がノミネートされました。田中さんは「血液透析患者における原疾患と栄養状態に関する検討」という演題で、透析患者の腹部筋肉・脂肪面積、血中栄養指標などを元に解析を行い、高齢化が進む患者の栄養状態の現況および透析に至る原疾患による違いについて発表し受賞しました。尚、本研究は同課程の村本奈央さんと共同で学部の卒業研究から取り組んできた課題です。このように大学院では院生の研究成果を積極的に発信するように努めています。