人間科学部コミュニティ福祉学科の原田峻講師と法政大学の西城戸誠教授による共著『避難と支援―埼玉県における広域避難者支援のローカルガバナンス』(新泉社)が、地域社会学会より「第13回地域社会学会賞(共同研究部門)」を受賞しました。

地域社会学会は1975年に発足した学会で、主として都市社会研究や農村社会研究者が集まり地域社会の諸問題に接近し、かつ経験科学・実証性に根ざした研究を行おうとして組織されたものです。現在約410名の会員を擁しています。

「地域社会学会賞」は、地域社会学をはじめ広く地域社会研究において優れた成果をあげた会員に対して、これを顕彰し学会活動のさらなる発展に寄与することを目的として2007年度に設けられました。「共同研究部門」は、会員が編者として研究上のリーダーシップをとった共同研究で、研究書が会員によっておおむね半分程度執筆されている、非常に優れた著作、報告書(モノグラフを含む)、政策提言書に与えられるものです。

なお、授賞式は本年5月の第45回地域社会学会大会で実施される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で大会が開催できなかったことを受けて、郵送での賞状授与となりました。

 

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