DIAGIRL(ディアガール)は国際情報学部 国際情報学科 佐藤奈穂ゼミが運営するエシカルなアクセサリーブランドです。「“カワイイ”で私がかわる、世界をかえる。」をコンセプトに、カンボジアの女のコと日本の女のコが手を取り合い、お互い成長することを目指しています。
DIAGIRLのアクセサリーは、学生がデザインして、夏休みにカンボジアを訪れ、農村の女性たちと一緒に制作し、日本で販売。その収益をカンボジアの女性たちに還元しています。
従来の国際協力のような「先進国」が「途上国」に一方的に支援するのではなく、お互いに成長し合うこと、そして「誰かの役に立てる幸せの連鎖」を女性たちで繋いでいくことを目指して活動しています。
現在、カンボジアでも新型コロナウィルス感染拡大の影響は深刻で、感染自体は抑えられているものの、観光客の激減により経済的に大きな打撃を被っています。ホテルやレストラン、バー、土産物店、建築業など多くが休業、そして廃業し、失業者が溢れています。突然の解雇も当たり前で、福祉制度も整わないこの国では最低限の生活も保障されません。
DIAGIRLが活動するカンボジアの農村は、観光都市シェムリアップの近郊に位置する農村で、村の人々の現金収入の多くは観光産業に依存しています。私たちが一緒に活動をしてきた女性たちは、もともと村の中でも特に生活に困窮している方々です。新型コロナの流行以降現金収入が絶たれ、毎日の食事すらままならない状況が続いています。
そこで、私たちは彼女たちが最低限の生活を続けられるよう緊急支援金のプロジェクトを立ち上げました。これは、毎年現地で共にアクセサリー制作を行なっている16人の女性に、一年間で3回に渡って緊急支援金を届けるというものです。
第一弾は5月上旬に、第二弾は9月上旬に緊急支援金をお届けしました。このアクセサリーの販売収益は、第三弾の緊急支援金として2月に現地に届ける予定です。
今回お届けするアクセサリーは、愛知県の光が丘高校、安城高校の生徒さんがボランティアとして参加し、ゼミ生と共同で制作しました。
カンボジアの女性たちに少しの幸せを。
そしてこの活動を通して日本の女子大生、高校生の平凡な日常も変えたい。
このアクセサリーを手に取った人にも、新しい幸せの風が吹くことを願っています。
アクセサリーの紹介、ご購入については、こちらをご覧ください。