国際情報学部 庫元正博教授の授業「広告コピー制作」(2019年度後期)の最終課題として制作されたポスターが、金城学院大学KIDSセンターにて掲示されています。
このポスターを受講生が企画制作するにあたって、同施設のセンター長人間科学部日比野直子准教授の協力を得て、KIDSセンターの設立の趣旨や運営、またお子様や保護者の思いなどを授業内での講演と、センターへ受講生が取材や撮影に行くことの許可をいただきました。また最終課題発表日も参加いただき、学生ポスターをご講評いただきました。
日比野准教授からは、「今回皆さんが、KIDSセンターの試みに注目し広告制作に取り組んでくださったことは、大変意義深いことであったと思います。みなさんはKIDSセンターを取材することで、喜びもあるけれど時に孤独な苦しみを抱えることもある子育ての実態に気付かれました。そして、みなさんはご自分たちの専門性を生かし「広告の力」をもって、子育て中の保護者にそっと寄り添うKIDSセンターの子育て支援の輪に加わってくださいました。未来の社会が子ども・子育てにとって、より温かなものとなるように、これからのみなさんのご活躍に期待しています。」とコメントをいただきました。
エントランス正面の展示
遊びの広場の展示
セミナールームの展示
今回展示されたポスターは、庫元正博教授選の優秀作品と日比野准教授とKIDSセンタースタッフが選んだ作品です。掲示後の反応をKIDSスタッフに聞きました。「お子さんと遊びながら眺めている方、立ち止まってじっくり見ている方など様々ですが、それぞれの心に響くメッセージとなっているように感じます。先日来館した方は「いく辞書」を見ながらうんうんと頷きながら見ていらして、深く感銘を受けた様子でした。」とのことです。
☆グランプリ
国際情報学部4年 本山若菜さん
☆準グランプリ
国際情報学部3年 山口暖果さん
☆KIDSセンター賞
国際情報学部4年 三浦和泉さん
グランプリに選出された国際情報学部メディアスタディーズコース4年の本山若菜さんはポスター制作について「授業内で私の作品がグランプリに抜擢されただけでも光栄なのに、こうして完成したポスターが実際にKIDSセンターに展示されるとは感無量です。私は、このポスターを制作する際に“このメッセージを届けたい人”を想定して作りました。それは“いつも子育てに一生懸命で、時にひとりで頑張りすぎちゃうお母さん”なのですが、そんなお母さんは、このポスター見た時に何を思うのか…少し気になるところです。少しでも頑張るお母さん達の心に、温かくソッと寄り添えたら嬉しいです。」と話してくれました。
展示は2020年10月から2021年3月までの予定です。