2020年12月に東京で実施されたヤマハ演奏グレード2級の試験に、音楽芸術学科4年の池上朋子さん、音楽芸術学科3年の服部紗英さんが共にストレートでのダブル合格を果たしました。

ヤマハ演奏グレード2級は現在のヤマハ演奏グレードの最上位級にあたるもので、2020年度の合格者数は全国で僅か3名。その内の2名が音楽芸術学科の学生で、しかもストレート合格という見事な成果となりました!

<指導担当の飯田真樹先生より>
ヤマハ演奏グレード2級の試験では、バロック期から近現代に至る様々な時代の作品の演奏に加えて、自作曲の演奏や即興演奏が課せられます。つまりピアノ専攻の人には演奏力だけでなく作曲力や即興力も求められ、さらに内容面だけでなく、試験の総演奏時間も40分を超えるという超難関の試験です。これまで音楽芸術学科では合格者を輩出できておらず、指導する私にとってもこの2級合格は“未知の領域”でしたが、池上さん、服部さんは、コロナ禍で指導もままならない状況が続く中、限られた指導の機会から多くを吸収し、最後には審査にあたられた先生方から高い評価を得て、堂々の合格を果たしてくれました!