キャンパス内に設置された「土に還る椅子」

キャンパスに設置された「土に還る椅子」経過観察中

2021年2月27日にリモートで開催された、2020年度日本デザイン学会第3支部研究発表会において、弓立ゼミ4年生の加藤友梨さんと西森碧泉さんが「環境に配慮した新たな椅子の形の可能性に関する研究」について口頭発表を行いました。

資源の有効利用と地球環境の保全の観点から、天然素材である壁土に着目し、椅子の製作を試みることを研究のテーマとして1年間取り組んできました。土壁材料の力学特性に関する実験結果から、材料配合や形状を工夫し、「屋外に設け、時が経ち、朽ちた際に自然に還るような椅子」をコンセプトに製作を行いました。

発表した「土に還る椅子」は、キャンパス内にて、引き続き経過観察を行っていきます。