宗教主事 松谷曄介 准教授は、2013年から2016年まで香港中文大学・崇基学院神学院で在外研究をしていましたが、その香港において2020年6月に「香港国家安全維持法」が施行されました。

出版に至るきっかけについて、松谷准教授より次のようにコメントを頂きました。
香港が中国に返還されて以降、「一国二制度」により従来の社会制度は維持され、「信教の自由」も保障されてきました。しかし、「香港国家安全維持法」により民主化運動が抑え込まれ、言論・集会の自由が脅かされる中で、キリスト教をはじめとする宗教の自由が、今後どのようになっていくのかが懸念されます。私自身、香港には友人や知人が多くいるため、これからの香港の行く末を心配しながら見守っていますが、現地のキリスト教の牧師・神父・学者の生の声を日本にも紹介したいと願い、本書を編訳しました。


また、中日新聞からの依頼により投稿した香港の信仰の自由に関連する記事も掲載されました。

中日新聞 2021年3月30日付 

※この記事は中日新聞社の許諾を得て転載しています。

中日新聞 2021年4月13日付

中日新聞 2021年4月20日付