2021年8月19日(木)生活環境学部 生活マネジメント学科 小田奈緒美ゼミ・古寺浩ゼミの学生13名(4年生:吉田光里さん、3年生:中野愛梨さん、秦千晴さん、福山宏美さん、2年生:嶋田愛子さん、庄涼花さん、曽山杏里さん、田島言梨さん、中澤朋花さん、細江奈央さん、山口菜月さん、渡邉菜央さん、渡辺奈那さん)が企画・準備をしてきたキッズタウン「ゆめタウン 2021」を"LDK覚王山"にて開催しました。

キッズタウンは、子どもたちだけ(今回は小学生37名)が仮想のまちの市民となり、働いたり、稼いだお金(仮想通貨)で買い物をしたりしながら、職業体験や市民体験をすることができる教育プログラムイベントです。8月2日(月)に実施した「第1回子ども会議」での検討内容に基づいてゆめタウンが動き始めました。子どもたちはまず、「ゆめタウン 2021」の市民である証として市民証を受け取り、ハローワークで仕事を得て働きます。仕事を終えると銀行で給料を受け取り、税務署で税金を納め、稼いだお金で買い物をしたり、ゲームを楽しんだり、ごはんを食べたりします。

働く場所としては、市役所、郵便局、ハローワーク、銀行、税務署、廃材を使ったおもちゃを作るファクトリー、おもちゃ屋、ゲーム屋、カフェ、防災について学ぶ子ども大学があり、仕事も多彩です。みんなが働いて納めた税金がある程度貯まったところで警察の求人がハローワークに入り、まちのパトロールをして回りました。

働いたり、買い物をしたり、遊んだり、学んだりして楽しんだ後は、前回みんなで選出した市長さん、市議会議員さんたちの司会進行で「第2回子ども会議」が開催されました。みんなが働いて稼いだ給料や納めた税金の合計額、各店舗の売上額、おもちゃの生産数、施設や店舗の人気投票結果などが報告されました。その後の意見交換では、「おもちゃの値段をもう少し安くして欲しい」といったような意見が出され、次回「ゆめタウン 2022」に向けた提案事項となりました。

学生にとっては、近々は準備で夜遅くまで本当に大変でしたが、無事にやり遂げたという達成感、子どもたちの笑顔が最高のご褒美となりました。