2021年10月14日(木)、本学にて豊田合成株式会社、クロスプラス株式会社、株式会社中日新聞社と広告とマーケティングを専攻する国際情報学部 国際情報学科 庫元正博教授3年ゼミ生が、エアバッグ生地のリユースをテーマにした産学連携プロジェクトを始めるにあたって、企業・商品のオリエンテーションなどキックオフミーティングを実施しました。

豊田合成株式会社は「 限りない創造 社会への奉仕 」 を社是に 、持続可能な社会の実現を目指しており、SDGs( Sustainable Development Goals)= 持続可能な開発目標の達成に向けた取り組みを実施しています。今回、その一環として、生産過程で発生するエアバッグ生地のRe Useをテーマに、庫元正博教授ゼミとの商品開発プロジェクトを進めることになりました。経営企画部 サステナビリティ・IR室 主監 兼 SDGs関連商品G グループリーダー 山田浩二さまは今回の取り組みについて「持続可能な社会の実現に向けて、若い皆さんと一緒に世の中に喜ばれる商品を生み出したい」と話してくれました。

クロスプラス株式会社は、洗って使えるサスティナブルマスク「パステルマスク」などを製造販売している名古屋市西区に本社を構えるファッションアパレルメーカーで、ファッション系の製品のアドバイスと製造に関わっていただく形でこの産学連携に参加いただいています。キックオフミーティングには、カットソー事業部 名古屋カットソー DIV. MD 川村雄治さまがリモートで参加されています。川村雄治さまは「アップサイクルを通じて物作りをする事がゴールではなく、売れる商品を作る事をゴールとして商品づくりを考えたい。みなさんと一緒にサスティナブルの新しいマーケットを作る」と話してくれました。

豊田合成株式会社 山田浩二さま

リモート参加のクロスプラス株式会社 川村雄治さま

このプロジェクトの商品企画リーダー 国際情報学部 国際情報学科 3年 小川桃佳さん

庫元ゼミでのこのプロジェクトの商品企画リーダーの国際情報学部3年の小川桃佳さんは「キックオフミーティングでは今まで知らなかったエアバッグ生地の知識など、今回の商品企画に必要な情報を認識することができました。あまり目にすることのないエアバッグ生地をたくさんの人に、手に取ってもらえるような商品を企画したいです。また、持続可能な社会に繋がるような貴重な体験ができることをすごく嬉しく思います。実りあるプロジェクトになるよう、ゼミ生全員で力を合わせて頑張りたいと思います。」 と話してくれました。

庫元正博教授は「庫元ゼミでは、広告とマーケティングをベースに、これまで地域の文化・観光・産業振興の産学官連携活動に取り組んできましたが、国際社会が目指す持続可能な社会SDGsにも学生ともどもしっかり取り組んでいきたいと思います。」と語っています。


<庫元正博教授ゼミ生>
国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース3年:岩田理紗さん、沖野日々季さん
国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース3年:小川桃佳さん、桐山亜里紗さん、権田遥香さん、忠内美咲さん、塚本朝香さん、土川京香さん、米盛桜都さん、渡邉舞さん