2021年11月11日(木)、本学にて豊田合成株式会社、クロスプラス株式会社、株式会社中日新聞社へ、広告とマーケティングを専攻する国際情報学部 国際情報学科 庫元正博教授3年ゼミ生が、エアバッグ生地のリユースに関しての企画提案を実施しました。提案はゼミ生が店頭調査、先行事例研究、サンプル数350に及ぶアンケート調査と分析などから、防災用品、アウトドア用品など6ジャンル 25点の商品企画を提案したものです。
プレゼンテーションの様子
プレゼンテーションの様子
豊田合成株式会社 山田浩二さま
プレゼンを聞いていただいた豊田合成株式会社 経営企画部 サステナビリティ・IR室 主監 兼 SDGs関連商品G グループリーダー 山田浩二さまは「コンセプト作り、アンケート調査、商品企画などしっかりと検討していただいており、クオリティの高さに驚いています。なにより今回のプロジェクトに対する熱意を感じ、可能ならば、全てを商品化したいという気持ちになりました。」と話してくれました。
ファッション系の製品のアドバイスと製造で産学連携に参加いただいている、クロスプラス株式会社 カットソー事業部 名古屋カットソー DIV. MD 川村雄治さまは「今回の発表を聞かせて頂き、非常に熱意が伝わり感動しました。企画コンセプトの、命を守るはずだった素材が、暮らしを守る・輝かせる商品になりました。このコンセプトをブラさず、喜んで買って頂き、長く使っていただける商品にできるよう連携させて頂ければと思います。必ず成功させたいと思います。」と話してくれました。
クロスプラス株式会社 川村雄治さま(左)、デザイナー杉田妃菜さま(右)
中日新聞 広告局ビジネス開発部丹羽宏行さま(左)、 向さま(右)
この産学連携プロジェクトを総合的にプロデュースしている中日新聞広告局ビジネス開発部 丹羽宏行さまは「素晴らしい商品企画を提案いただき感謝しています。できるだけ多く商品化できるよう検討します。また、コンセプトメーク・アンケート結果に基づいた商品提案・我々への伝え方に大変感心しました。必ず将来役立つスキルなので今後もさらに磨いていっていただきたいと思います。」と話してくれました。
調査リーダー桐山亜里紗さんは、「私たちの商品企画案に対して『全て作りたい。』と言っていただけたことがとても嬉しかったです。また、アンケート調査をもとにしたり、女子大生の視点や感性を生かした商品企画をすることで、廃棄されるはずだった素材が新たな製品として生まれ変わるということがより身近に感じられました。 」とプレゼンをした感想を話してくれました。
企画リーダーの小川桃佳さんは「今回のプレゼンテーションを通して、今まで遠い存在だったエアバッグを身近に感じた気がしました。初めての商品企画ということもありアイデア出しには苦労したのですが、考えていくうえで新しい発見などがあり、とても楽しかったです。実際に企画した商品に対し、現実的には難しい部分などもご指摘いただきました。そこをカバーできるようにゼミ生同士でたくさんの意見を出し合い、より良い商品を企画したいと思います。引き続き、気を引き締めて最後まで頑張ります。」と話してくれました。
庫元教授は「今回のプロジェクトでは、廃棄エアバッグの素材の活用という、国際社会が目指す持続可能な社会SDGsに学生ながら取り組んだものですが、ゼミ生たちは様々な視点から商品企画を考えていましたが、何より自分たちらしい企画を大事にしていたのがいいと思います」と語っています。
<庫元正博教授ゼミ生>
国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース3年 岩田理紗さん、沖野日々季さん
国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース3年 小川桃佳さん、桐山亜里紗さん、権田遥香さん、忠内美咲さん、塚本朝香さん、土川京香さん、米盛桜都さん、渡邉舞さん