4月9日(火)から24日(水)の期間、大手自動車部品メーカーの食堂にて、食環境栄養学科4年生(國居果朋さん、各務早紀さん、加納佑菜さん、川原舞子さん、水谷友梨香さん、小池たか実さん、鬼頭香帆さん、加納有葉さん、森真琴さん、松岡遥奈さん)によって開発された献立が3つの事業所で販売されました。

食環境栄養学科は、コントラクトフードサービスの総合企業として多くの事業所や学校にフードサービスを展開している株式会社魚国総本社と産学連携プロジェクトを行っています。3年目となる今年は、働く人を健康にするためのプロジェクト「健康な食事」のメニュー提案と販売に取り組んできました。

このプロジェクトのリーダーである國居果朋さんと各務早紀さんは、メニュー販売の半年前から、学生たちが企画した献立の調整や修正や事業所の栄養士の方々との打合せを行い、今回の販売を実現しました。

献立を販売したメーカーの人事厚生担当者の方から「程よい酸味が美味しかった」という嬉しいご意見をいただいたり、競合となる献立がある中で自分たちが考案したメニューを選んで購入していただけたことで、働く人々の健康を守る管理栄養士の仕事に意欲を高めることができました。

「食」を通じて健康を守ることや学術的に裏付けできる研究をおこなうことは、管理栄養士の重要な仕事です。金城学院大学では、実践的な取り組みや研究を通じて管理栄養士のプロフェッショナリズムを身に付ける教育を行っています。


今回のプロジェクトは産学共同研究に発展し、2019年9月に富山で開催される「第66回日本栄養改善学会学術総会」でその成果を発表します。金城学院大学で育つ管理栄養士の卵たちの活躍にご期待ください。