2016年11月05日 (土)

今日のお題:桐原健真「吉田松陰の視点:攘夷とは何か」、間部詮勝シンポジウム『安政の大獄の真実:幕末史における再評価』鯖江市、2016年、2-14頁

随分前のモノだったのに、書き込むのを忘れていたというヤツでございます。

以前、鯖江にお邪魔して一席打ったモノ

思海 | 桐原健真「吉田松陰の視点―攘夷とは何か―」(間部詮勝シンポジウム、鯖江市・鯖江市文化の館多目的ホール、2015年05月23日〜2015年05月24日)

の活字化というところでして、そんなにエラク変わったものでもございません。ただ、「尊王攘夷」って変なことばだよね〜と言うことに関して、少々説明を加えた次第。

だれでも「尊王攘夷」できる時代になったことが、幕末の混乱を加速させたんだ、ことばってことほど斯様に怖いものなのですよ――というお話しをして、後は松陰のお話しに流れ込むという算段でございます。

<< 桐原健真「The Birth of a Myth: Civil War and Sacrifice in Early Meiji Japan」"Anthropoetics" 22巻1号、2016年 | main | 桐原健真「服部之総――「生得の因縁」と戦後親鸞論の出発点」、オリオン・クラウタウ編『戦後歴史学と日本仏教』法藏館、2016年、49〜75頁 >>