2020年07月15日 (水)

今日のお題:河原正典先生より『「お迎え」体験』(宝島社新書、2020年)をご恵贈賜る。

仙台を中心に在宅緩和ケアに取り組んでおられる岡部医院仙台院長の河原正典先生より『「お迎え」体験』(宝島社新書、2020年)をご恵贈賜る。

河原正典『「お迎え」体験』宝島社新書、2020年.jpg
「お迎え」体験│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
https://tkj.jp/book/?cd=TD002044&path=&s1=

「お迎え」体験に関しては、研究者の方の発信が多かったわけですが、こうして現場の方から、多くの方々に手に取って戴ける形で発信されるに至ったことは極めて得がたく、まことに有難いことだとお慶び申し上げます。
目次
プロローグ
1 遠ざけられた死
2 データで見る「お迎え」体験
3 亡き者たちとの「再会」:「お迎え」体験の事例
4 「看取り」のあとに:遺族たちの言葉
エピローグ:「想い」を残す

思海 | 『どう生き どう死ぬか――現場から考える死生学』(弓箭書院)に1.5章くらい書きました。
https://www.kinjo-u.ac.jp/kirihara/log/eid700.html

が出たのが2009年なわけですが、それから考えても10年、岡部健先生のタナトロジー研究会が始まってからだともっともっと前からのお話しでございます。

事例事例を拝読するに、「生ことばファイル」(患者さんやご家族のことばを書き留めたもの)の力というものを感じます。それは、現場というものがもつ力であり、その場に関わっている方々だからこそ得られるものなのだろうと改めて想う次第でございます。

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