2011年04月04日 (月)

今日のお題:HDD復旧の日々

どうにもいけません。HDDが本当にいけません。

バックアップしようにも

送り側のファイルまたはディスクから読み取れません。

と出てきます。

よく見ると、拡張子が「--0」やら「--1」とか「--2」などと不穏当なものがついた文字化けのファイルがたんまり出てきます。

こりゃかなり根っこのところで壊れたようです。スキャンディスクをかけてみましょう。

2011年04月03日 (日)

今日のお題:1週間振りに街へ出る

今日、地震の前から数えると1ヶ月ぶりくらいに妻と外食をしました。メニューは以前よりずいぶんと減りましたが、ランチでパスタを頂戴し、復旧を言祝いだ次第。

もちろん早いところでは、震災3日目くらいから再開している飲食店があったわけですが――さわきとか――、そういうところは列んだり、大変な混雑だったりしました。当方が1週間前に街に出たときは、お昼時ということもあり、いまだそのような状況でした。

ところが今日は、そんなこともなく普通に入ることができました。中に入ってからも、せかされることもなく、ゆっくりと昼食を戴くことが出来たことは、大変幸福な時間であったと申せます。

日々感謝の心です。

2011年04月02日 (土)

今日のお題:お湯を戴く

仙台には、現在全国各地からガスを復旧するために大量のガス事業者がお越しです。「開栓隊」と言うそうですが、なんとも勇壮なことで、「大阪ガス」とか書いてあるバンを見る度に、感謝の気持ちでいっぱいになります。

とは申しながら、当方の居住している地区は、ずいぶんと戸数の多いところでして、復旧はいまだ緒に就いたところと言うところでございます。そこで、比較的早い段階で復旧した妻の実家の方で、お湯を頂戴しております。

一言で申しますと、「風呂はいい」というところでしょうか。とはいえ、随分と内風呂に入ってこなかったこともあり、風呂の入り方をすこし忘れました。手順が今ひとつあやふやです。公衆浴場のように温泉に入るのとは感じが違います。まぁ、そんな経験をしつつ、すこしずつ日常回復のリハビリをしているのかも知れません。なんとも有難いことでございます。

2011年04月01日 (金)

今日のお題:新年度

新年度ということで、異動やらなにやらがあるものですが、正直大学が1ヶ月遅れて動くということなので、どうもそういう感覚が無く日々を過ごしております。

気がつくと、3週間経ったわけで、そろそろ落ち着いても良いような気がするのですが、平常の生活が戻ってきたわけでもなく、やはり昨日と同じ日常が流れております。

とはいえ、多少は物資も手に入りやすくなったようで、生鮮食料品も列ぶことなく購入することができました。おかげで、親子丼を作ることができた次第。今日の糧を得られたことに感謝します。

2011年03月31日 (木)

今日のお題:20日を経て

早かったような、長かったようななんとも不思議な感覚ですが、一日一日を生きていくのは早い割に、11日からのことを考えるととんでもなく昔のことであるように思います。

11日の午後、月末締めの原稿を書いていた際に、携帯の緊急地震速報が鳴り響きました。数秒後、揺れがはじまり、少々立て付けの悪い本棚を心配していたところ、いきなりの横揺れがはじまり、本がどんどん落ちていきます

こりゃあかん、とばかりに机の下に逃げ込んだところ、飲み残しのコーヒーが机の上からこぼれてきて、熱いわ汚れるわで、なんとも悲しい気持ちに。それ以上に、本がさらに雪崩のように机の上に落ちて来て、非道い音を立てています。机の脇にあった大漢和がバラバラと落ちてきて、これに当たったらさぞ痛かろうにと思ったことをなんとなく覚えています。縮刷版といえども、あのスピードで飛んできたら凶器です。

実際にどの程度揺れが続いたかはわかりませんが、収まった頃には、当方の机は完全に本に埋まり、そこを掘り進んで脱出し、ひとまず外界へ。このときすぐに戻れると思って、外套もなにもかも置いたままで出たのは、そののち2時間近くを外で過ごすことを考えれば、ある意味失敗だったかも知れません。やがて雪も降ってきましたし。とはいえ、はやく外に出るというのが、その時の喫緊の課題だったわけで、それはそれで正しかったかも知れません。

文学部では、閉じこめられた人はほとんどいなかったのですが、唯一、廊下にあった下駄箱が倒れ込んでドアを外から押さえ込んで開かなくなったというところがありましたが、その部屋だけが外開きだったことが不幸でした。「防災上、内開きにしましょう」ということが本当なのだな、と思った事態でした。とはいえ、内側に大量の書籍が堆積してドアを開けるのに難渋した人も少なくなかったようですが。

地震直後から電気は止まりました。しかし、幸いに携帯は動きました。それから数日は、携帯と携帯に付いているワンセグとラジオがすべての情報源になりました。とはいえ、停電なわけですから、携帯の電池が無くなったら終わりです。そこで役に立ったのが、USB給電の携帯充電器でした。

本日の一品 USB給電ポート付き! 車載用ケータイ充電器
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/todays_goods/27388.html

最近は、普通に100円ショップで売られているものですが、100円以上の価値を発揮してくれました。

ノートPCをスリープ状態にして、USB電源の給電だけを有効にして、携帯を利用できるようにしておりました。当方のところには、なせかPCが阿呆のようにありますので、その意味では安心です。おかげで3日間の停電を乗り切ることが出来ました。

とは言え、ある時はPCを抱えながら電話をかけるというなんとも間抜けな格好だったときもありますが。

このときは、電気が無いことが不安要因でしたが、やがて断水が本格的に始まると、さらに大変な事態になっていき、当方は2週間後完全に体調を崩し、風邪で寝込むことになります。

2011年03月30日 (水)

今日のお題:ライフラインと安否確認システム

ちょっと、震災直後を振り返ってみます。

安否の確認にはメールが便利でした。しかし、仙台は数日にわたって停電が続き、大学に電気が通ったのは3日目で、さらにネットワークを復旧することができたのは4日目のことでした。

メールというのは、一定期間、送信先のメールサーバにメールが届けられなかった場合、送信者に戻されるようになっております。今回は長期間の停電によるメールサーバの停止によって、多くのメールが差し戻されることとなり、それゆえ安否を尋ねる送信者の不安をさらにかき立てることになりました。また、被災者の方もメールが使えないということで、多々、難渋することになります。

被災地とサーバが近接しているとこういった問題が生じるわけであり、クラウドサービスというものの有効性を改めて認識しました。

災害対策としてのクラウド: 3つの可能性 - ベテランIT営業が教える「正しいITの使い方、営業の使い方」 - ZDNet Japan
http://japan.zdnet.com/blog/netcommerce/2011/03/16/entry_30021357/
IBM 都道府県CIOフォーラム 第6回 春季会合でIBMが講演 - Japan
http://www-06.ibm.com/industries/jp/government/topics/CIO_forum200904/

と、もうしますか、大学の中にはいまだにメールサービスが復旧していない部局も存在しており、連絡網が機能しないという恐るべき事態も生じていることを考えると、本気でいろいろと考えてしまいます。

電気が通っていない場合でも、携帯のメールは使えたわけですし、携帯経由のweb閲覧ができたわけですから、災害時の事業継続という面から考えてもこれは相応に検討に値する課題かと思った次第。

2011年03月29日 (火)

今日のお題:ガソリンをふたたび入手

ガソリンを入れました。こんどは、2時間ほどかかりましたが、満タンまで入れることが出来ました。物資が届いて来たのだなぁと思った次第。

バックアップの外付けHDDはなおもってご機嫌ナナメ。Linux機で回してみたのですが、「このファイルは読み取れません」というアラートが続発。なんとも悲しくなります。

っていうか、すべてがいらん手間です。もう何を怒って良いものか。

2011年03月28日 (月)

今日のお題:じわりと来る被害

最近、避難されていた方の帰仙のお話しを聞くようになりました。電気・水はおおむね復旧してきましたので、戻るに値する街になってきたということなのでしょう。大変良い状況です。学生さんの居宅の多くは、LPガスであったりするようで、その限りでは、電気と水さえ確保できれば大丈夫なのかも知れません。

当方の居宅には、まだガスは来ていないのですがね。

さて、大学の自室の方ですが、どうやら深刻な事態が散見されます。まず、電話が使えない。受けられるけどかけられないという、なんとも間抜けな状況に。

つづいて問題なのがPCのHDD。……異音がします。いくつか読めないファイルがあります。こういう時のためのバックアップHDDも、どうやら地震の際に激しく揺さぶられたのか、やはり新しいファイルが読み込めません

ファイルを移動させようとすると、Windowsが落ちます。そして、何事もなかったかのように再起動。ファイル移動→再起動の繰り返しでございます。ひとまずWindows以外のOSでやってみようと思いますが、どうも怪しい感じがします。

っていうか、そんなことをやっている暇があったら、ダメになったファイルを新しく作り直した方がよいのではないかとも思い、いま作業のかたわら原稿を新しく書いています。

2011年03月27日 (日)

今日のお題:生命の源

今朝、起きたら水が出ていました。すばらしい。なんの前触れもありませんでしたが、これで文明に一歩近づいたというか、安心して用が足せるのはまことに有難いことです。

おかげで体調不良も急速に改善。花粉症も軽くなってきた感じがします。やはり人間に必要なのは水ですね、水。

2011年03月26日 (土)

今日のお題:風邪

断水も続くと水分摂取の不足のせいか体調不良になって参ります。で、ついに今日、完全に風邪をこじらせ、寝込んでしまいました。

どうも脱水気味なのですが、水分を補給することも排出することもままならないという状況。結構まずい感じです。

考えてみますと震災発生から早や二週間を経て、今日で半月でございます。どうやらここらが一つの限界だったようで。おかげで多方面にご迷惑をかける始末。なんとも申し訳ございません。

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