今日のお題:吉田松陽
先日、とある所で、吉田松陰のお話しを一席打ったわけですが、先方の研究所で研究員をなさっている中国出身の方が、「吉田松陰について調べようと思ったら、「吉田松」だけで、予測変換に「吉田松陽」と出てくるんですよね」と言い始めて、ひたすら吉田松陽の説明を始めるではありませんか。
吉田松陽 (よしだしょうよう)とは【ピクシブ百科事典】
http://dic.pixiv.net/a/%E5%90%89%E7%94%B0%E6%9D%BE%E9%99%BD
どうなんですか、それ。
っていうか、おそらく満場でこのネタ分かっているのは、話をしている当人と、当方だけではないのかという凍り付く現場。
まぁ、現代メディア論を専門にしている方に何かコメントさせようというのがそもそもの誤りとも申せます。
で、吉田松陰より吉田松陽の方が有名などという、そんな事態かホントにあるのかと思って、試しに調べてみました。検索エンジンは、中国大陸が誇る百度と、みんなのGoogle先生でございます。
で、まずは、吉田松陽ですが、
検索エンジン | ヒット件数 |
---|---|
百度 | 111,000 |
123,000 |
となっております。おおむね同じくらいですかね。まぁ、ローカルな検索エンジンとしては優秀であると申せましょう。
じゃぁ、吉田松陰はどうなんですか〜、と申しますと、
検索エンジン | ヒット件数 |
---|---|
百度 | 187,000 |
569,000 |
となっております。
えっと、百度での吉田松陰のヒット数がエラク低いんですが…。おおむね、googleの1/3くらいしかありません。
つまりは、吉田松陽は、百度では、googleの3倍有名であるともうせます。そりゃ、予測変換の第一位に来るはずでございます。
なんと申しますか、百度恐るべしと申しますか、どんだけサブカル天下なんだろうなぁと思う次第。