2018年01月22日 (月)

今日のお題:桐原健真「宗教は一に帰すか:帰一協会の挑戦とその意義」、見城悌治編著『帰一協会の挑戦と渋沢栄一:グローバル時代の「普遍」をめざして』ミネルヴァ書房、2018年2月、13-33頁

帰一協会の挑戦と渋沢栄一.JPG遂に出ました。おめでとうございます。

帰一協会で一冊の論文集というのは、おそらく前人未踏の快挙ではないかと衷心よりお慶び申し上げる次第。

って、オマエも書いてるんじゃないかと言われればその通りなのですが、編集作業はとても大変であっただろうとお察し申し上げます。

惹句にはこんな感じで書いてあります。

「理想」の模索とその行方とは。 国際化が急速に進展した第一次世界大戦前後、 日本の知識人が集い、議論した「場」の実像。

大逆事件と一次大戦の狭間に始まるというのが何とも微妙というか絶妙の時期でございまして、このころの日本知識人の非常に複雑な状況をよく反映しているのは確かなのですが、複雑ですと言うだけではこれはお話にならないわけで、ほんと難しいお話に取り組んで戴き誠にもって有難い限りでございます。

目次
はしがき
序章 帰一協会とは何か
 第Ⅰ部 近代日本における「宗教」/「道徳」と帰一協会
第一章 宗教は一に帰すか
第二章 宗教統一論と国民道徳
第三章 浮田和民の帰一理想と帰一協会
第四章 漢学から見た帰一協会
第五章 「精神界」の統一をめざして
コラム1 シドニー・L・ギューリック
コラム2 森村市左衛門
 第Ⅱ部 グローバル化のなかの帰一協会
第六章 澤柳政太郎のアジア主義
第七章 成瀬仁蔵の帰一思想
第八章 初期帰一協会の国際交流活動と宗教的自由主義
第九章 「一等国」をめざす有識者グループの努力と限界
第一〇章 「帰一」というグローバル化と「信仰問題」 
コラム3 帰一協会に賛同した欧米の人士たち
コラム4 帰一協会例会で講演した人士たち
付録 帰一協会関連資料
人名・事項索引

帰一協会の挑戦と渋沢栄一 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
http://www.minervashobo.co.jp/book/b333378.html

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