2009年06月27日 (土)

今日のお題:桐原健真「幕末における『帝国』」(第166回 幕末史研究会、於武蔵野市・武蔵野商工会館)

第166回 幕末史研究会

日 時:   2009年6月27日(土)  午後2時?4時
会 場:   武蔵野商工会館4階(吉祥寺駅中央口徒歩5分)
テーマ:   シンポジウム全体テーマ「幕末人の世界観」
       岩下哲典氏「幕末に至るナポレオン観の系譜」
       桐原健真氏「幕末における『帝国』」
       塚越俊志氏「幕末遣外使節のアジア観」
       佐野真由子氏「筒井政憲と異国」

発表内容:
今回は4人の研究者が「幕末人の世界観」というテーマに沿って、それぞれの研究成果を報告し合い、会場からもご意見やご質問を受けながら、幕末を生きた日本人の世界観を俯瞰するシンポジウムとしたいと思います。報告時間や質問時間はタイトになりますが、これだけの内容が一気に学べる機会は少ないと思います。ぜひ、お誘い合わせの上、ご参加下さい。(岩下記)

2009年06月15日 (月)

今日のお題:桐原健真『吉田松陰の思想と行動――幕末日本における自他認識の転回』東北大学出版会、2009年

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桐原健真『吉田松陰の思想と行動――幕末日本における自他認識の転回』東北大学出版会、2009年
単行本: 294ページ
出版社: 東北大学出版会 (2009/6/5)
ISBN-10: 4861631122
ISBN-13: 978-4861631122
発売日: 2009/6/5
Amazon.co.jp: 吉田松陰の思想と行動: 桐原 健真: 本

初の単著になります。

内容紹介:ペリー来航に始まる開国過程において日本が経験したことは、単に他者としての欧米やアジアに対する認識にとどまらず、「日本」という自己認識の転回であった。そしてその背後にはみずからの持つ思想的伝統に対する反省と読み替えが存在していた。この転形期を最も劇的に体現した吉田松陰の思想と行動を、没後150年目の今、まったく新たな視座から問い直す。彼の軌跡を追体験することは、また同様に一箇の転形期である今日の日本を逆照射することもなるであろう。

とまぁ、大上段に構えてみましたが、松陰だけで本ができるとは思いませんでしたよ。これもみなさまのおかげでございます。


2009年06月06日 (土)

今日のお題:「日中米の近代化と実業家」オープニングセレモニーに行ってきました

特別展「日中米の近代化と実業家」於渋沢史料館
http://www.shibusawa.or.jp/SH/200906ncb/index.html

会場 渋沢史料館 企画展示室
会期 2009年6月7日(日)? 2009年7月31日(金)
開館時間 10:00 ? 17:00(入館は 16:30 まで)

オープニングセレモニーの前に内覧致しましたが、日中米の三国からなかなかに面白い史料が集まっており、堪能しましたよ。

それにしても、史料館の錦絵に関する情報収集力はすごいねぇ、と思いました。敬三さんの遺産なんでしょうね。

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