充実した学びと素晴らしい仲間に囲まれて

英語力を伸ばし
夢に一歩ずつ
近付いてゆく!

文学部 英語英米文化学科 3年
吉本優花さんが紹介

文学部 英語英米文化学科 3年 吉本優花さん文学部 英語英米文化学科 3年
吉本優花さん

エアラインプログラムで
客室乗務員への夢を叶える

私が英語に対して、本格的に興味を持ったのは小学校2年生。アメリカへ旅行に行ったときのことです。英会話教室に4歳から通っていたこともあり、到着後にネイティブの方々と話したいという気持ちはもちろんありました。そんなときホテルで現地の方に”Do you want cookies?”と聞かれたのです。言葉が理解できた私は、すかさず”Yes!”と答えました。するとその方は笑顔で、大きなクッキーをたくさんくださったのです。このとき私は、英語で会話する喜びを初めて知りました。そして、もっとたくさん話すことができれば、より多くの人と会話できるんだと夢を膨らませました。この出来事があったからこそ、私は英語を真剣に学びたいと思うようになったのです。そして中学、高校と英語を学んでいく中で、自分の視野を世界へと広げるために、英語がとても重要な役割を果たしていると気づき、さらに大学で学びを深めたいと思うようになりました。
高校2年生のとき、担任の先生が元グランドスタッフの方でした。先生からは、当時の仕事のお話を聞かせていただく機会が幾度かありました。大好きな英語を生かせる仕事ですから、毎回興味津々。いつしか航空業界で働くこと、客室乗務員になることを夢見るようになりました。こんな私が、航空業界について基礎から学べる金城のエアラインプログラムの存在を知り、英語英米文化学科を選んだのは、必然だったと言えるかもしれません。
英語に関するさまざまな能力は、航空業界で働くためにはもちろん、世界中の人々とのコミュニケーションを図るために欠かすことができません。英語の能力を伸ばすための魅力的な授業が多いことも、英語英米文化学科を選んだ大きな理由の一つです。

文学部 英語英米文化学科 3年 吉本優花さん 自分なりの工夫で、オンライン授業や自宅学習も集中して取り組めるように。

自国以外の文化を学び
視野を広げる

英語英米文化学科の面白さは、自分が知らないアメリカやイギリスの文化や歴史について深く学べるところです。最近では、授業で黒人差別について学んでいたのと同時期に、アメリカで黒人差別抗議デモの運動が広まっているというニュースが、毎日のように流れていました。きっと学ぶ前にニュースを見ていたら、「大変なことが起きている」くらいにしか思わなかったでしょう。
しかし、事前に黒人奴隷時代の歴史や、黒人差別撤廃後の歴史などを学んでいたことで、この問題について自分の事のように調べ、深く考えることができました。過去の文化や歴史が現代のさまざまな出来事に繋がっており、これまでは関係ないと思っていたことについても、授業が考えるきっかけを与えてくれました。ここに英語英米文化学科の学びのおもしろさがあります。特に英語圏を代表するアメリカとイギリスの文化に広く深く触れられるのは、この学科ならでは。自国以外の文化を深く理解することで視野が広がり、国際社会に対する自分の考えも明確になります。
そんな中、新型コロナウイルス感染症の影響で、2年次はオンライン授業が中心になりました。それまで分からないことがあれば、すぐに先生や友人に尋ねて解決できましたが、一切できなくなりました。また、家での勉強とプライベートの切り替えが苦手だった私は、いつも大学内のラーニングコモンズ(※)や図書館で自習していましたが、それもできなくなりました。すべて家でこなすことになり、始まってしばらくは集中力が途切れて大変でした。そして、ほとんどの授業後に毎回課題レポートを提出しなくてはならず、これも一苦労。とはいえ、思わぬメリットもありました。オンライン授業は何回も見直し、復習できます。この点は、オンライン授業の良いところだと思います。2021年4月からは、対面授業とオンライン授業が併用され、対面授業の割合が少しずつ増える予定です。オンライン授業で身に付けた集中力は今後も生かせると思っています。
また、私は1年次から学生スタッフの活動を行っています。オープンキャンパスなどで高校生の皆さんに、現役金城生である私から、金城の魅力を直接伝えられることにやりがいを感じますね。 学生スタッフの活動は、たくさんのスタッフの協力のもとに成り立っています。この活動を通して、みんなで助け合うことがとても重要だと学びました。どんなときも仲間を信じ、助け合うことを心掛け、何事にも全力で取り組んでいけるようになりたいと思っています。
※ラーニングコモンズ:自主学習、勉強会、グループ討論、プレゼンテーションの練習、クラブ・サークルの発表など、学生が主体的な学習体験を重ねることができるスペース。

文学部 英語英米文化学科 3年 吉本優花さん

モチベーションを上げてくれる
素晴らしい仲間に囲まれて

以前の私は、学ぶことは必要最低限、テストのときは丸暗記、目の前にあることが上手くいけばいい、くらいの気持ちで物事を考えていました。しかし、これでは成長することはできません。大学では、自ら学びたいと思う気持ちを持ってこそ理解が深まり、知識を増やすことができます。私自身は、この2年間で、幅広い分野に積極的に取り組み、吸収する心構えを身につけることができました。これが大きく成長できた点ですね。勉強だけではなく、アルバイトも同様だと思います。現在、大手のコーヒー店でアルバイトをしていますが、いつも学ぶ姿勢を忘れず、スキルアップに繋がるように行動しています。これからも、どんなことにも真剣に、そして貪欲に取り組んでいきたいと考えています。
入学直後は慣れないことも多く、不安な気持ちでいっぱいになってしまうと思いますが、焦ることなく一つひとつ丁寧に対処し、確実に解決していきましょう。そのために私は、まず一日の勉強の計画を立て、それを軸に規則正しい生活を送ることを心掛けました。また、初回の授業でメールアドレスを教えてくださる先生もいらっしゃるので、分からないことや疑問が出てきたとき、すぐに先生に質問できるよう、メモをとっておくことをお勧めします。
金城の良さは、自分のモチベーションを上げてくれる素晴らしい仲間がたくさんいるということです。みんなどんなときも、どんなことにも真面目に取り組み、「私も、もっと頑張らなきゃ」という気持ちにさせてくれます。悩んでいるときには相談に乗ってくれて、本当にやさしくて頼もしい友人ばかりです。私は、素晴らしい仲間に出会えた金城を選んで本当によかったと思っています。進路に悩んでいる方もいると思います。選択するのがとても難しいこともよく分かります。でも、自分の選択は間違っていなかったと言える日が必ずやってくると信じて、いろんなことに挑戦してみてください。心から応援しています。

学生生活・思い出のアイテム
学生生活・思い出のアイテム

勉強に集中するためにきちんと計画

勉強するときに、なくてはならないのが「タイマー」と「やることリストの付箋」です。新型コロナウイルス感染症の影響で家での勉強を余儀なくされたものの、家では集中できない私が探し当てた方法が、まずはノルマを明確にしたうえで、適切なボリュームと時間配分を目に見える形(やることリスト)にすること。これにより、勉強に集中して取り組むことができるようになりました。やることリストは、前日の夜に計画を立て、時間配分については当日に決めています。最初は家で勉強に集中する方法として、試しにやってみたのですが、今ではこの二つがないと勉強を始められないくらいに私にとって重要な勉強ツールです。

英語のすべてを学び、英語で世界を広げていける人に。

少人数制・習熟度別授業で高度な英語運用能力を養成。英語圏の文化も研究するのが英語英米文化学科です。独自の英語統合カリキュラムでTOEIC L&R800点以上を目指し、英語スペシャリスト養成プログラムでは多数の学生が900点以上に達します。英語スキル科目は習熟度別の少人数クラスで開講しているので、個々のレベルに応じて着実に力を伸ばすことができます。その他、航空業界をめざすエアラインプログラム、子どもたちに英語を教える先生をめざすキッズ・イングリッシュ・プログラムといった実践的プログラムを設置しています。また、留学費用を全額サポート(返還不要)する通訳翻訳留学プログラムも用意しています。
この学科では、英語圏の言語と文化を専門的に学んでいく中で、広い教養と柔軟な思考力が養われます。これらの力を手にして、世界に羽ばたく女性を目指しませんか?

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掲載の内容は取材当時のものです。