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TEL. 052-798-0180(代表)

〒463-8521 名古屋市守山区大森二丁目1723番地

教育education

担当科目

有機化学(3)
前半は芳香族化合物に関する内容を、後半はアルデヒドおよびケトンに関する内容を講義する。芳香族化合物では、命名法、構造と安定性に関する理論的解釈、複素環式芳香族等について解説し、芳香族化合物の特徴的な反応についても詳細に講義する。後半のアルデヒドおよびケトンでは、まず命名法と合成法を解説した後、アルデヒドおよびケトン化合物に特徴的な求核付加反応とアルドール反応について詳細に講義する。芳香族とアルデヒド・ケトンの基本的な命名法・性質・合成法・反応性について理解できることが到達する目標である。
有機化学(4)
まず各化合物の命名法および物理的性質について解説し、続いてそれぞれの合成法および反応について順次講義する。カルボン酸の項では塩化アシル、酸無水物、エステル、アミドについても解説し、ジカルボニル化合物の項ではエノレートアニオンに着目した合成法および反応を述べる。アミンの項では生物学的に重要なアミンや光学分割剤としての応用方法もあわせて解説する。ハロゲン化アリールの項では合成法および反応については触れず、芳香族求核置換について講義する。アルデヒド・ケトンを除くカルボニル化合物、アミン類、フェノール類、およびハロゲン化アリールの基本的な命名法・性質・合成法・反応性について理解できることが到達する目標である。
基礎化学(2)
前半は無機化学に関する内容を、後半は放射化学に関する内容を講義する。無機化学(1〜10)では、先ず軌道の概念と結合の成り立ち、結合の種類、混成軌道の概念等について講義する。また錯体を含む無機化合物の構造・性質ついても述べる。後半の放射化学(11〜14)では、先ず原子の構造と放射能の種類、放射壊変と電離放射性核種の性質、放射平衡、放射線の測定原理と測定器について基礎的な内容を講義する。暗記中心の高校化学と違って、なぜそうなるのかを常に考えながら、講義を履修して欲しい。軌道に関する概念、無機金属とその錯体の構造と性質、放射線の種類とその性質と発生機構、および測定原理の基礎的な内容を理解することが到達する目標である。
化学系実習(1)
まず初めに全般的な注意事項や実習内容について、詳細な実習講義を行う。講義後に行う実習では、それぞれの実験操作等の意味を十分に理解し、反応の進行状況を詳細に観察すると同時に十分な考察も加えてもらう。最後のアルドール反応の実験では、詳細な実験方法をテキストに記載しない。各自が学んだ内容をもとに実験計画を組み、それを実施してもらう。全ての実習終了後には、有機化学実験の基本的操作およびその原理、簡単な実験計画の立案・実施までできるようになることが到達する目標である。そのため常に考える習慣と、疑問点を解決するために進んで教官と討論する積極的な姿勢が要求される。
その他、薬学セミナー(1)〜(6)、薬学PBL(1)〜(2)を担当

金城学院大学薬学部 林一彦研究室

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