惹かれたのは広告の奥深さ

心ときめく私の企画で
人の心と
社会を動かしたい!

国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース 4年
武田ひなのさんが紹介

国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース 4年 武田ひなのさん国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース 4年
武田ひなのさん

国際情報学科ならではの
幅広い選択肢で
やりたいことが見つかる

高校生のときには国際社会に興味はあったものの、将来についての具体的な展望はありませんでした。そんな私にとって、金城の国際情報学科は学べる分野が多岐に渡っていること、メディアスタディーズ、グローバルスタディーズという2つのコース(※)を横断して学べることなど、沢山の選択肢が用意されていることが魅力でした。さまざまなことに触れて、その中からやりたいことが見つけられると思い、この学科を選びました。
入学してからは徐々に広告というジャンルに興味を持つようになりました。広告論という授業を受講した際に、今まで何となく見ていた広告にも、作り手の想いが沢山詰まっていることに気がつき、面白いと感じたことがきっかけです。それからは日々、テレビCMや新聞広告、中吊り広告などを見る度にどんな意味が込められているのかを考えるようになり、次第にマーケティングにも興味を抱くようになりました。
国際情報学科は領域が幅広いだけに、自分から目標を定めて積極的に動かなくては、成果が得られにくい学科でもあります。ですから私は、卒業時に『学んだ』と胸を張って言えるような学生生活にしようと決めました。他のゼミに比べて忙しく大変であることは聞いていましたが、様々なことに取り組み活動している庫元ゼミで学び、成長したいと考えるようになりました。
※入学試験出願時にコース選択。

国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース 4年 武田ひなのさん 企業の方、ゼミ生、先生と、企画のプレゼンテーションを終えて。
前列左から2番目が私、一番左にいらっしゃるのが庫元先生です。

大学は
目標に向かう自分を
プロデュースする場所

庫元ゼミは広告やマーケティングの授業で学んだ知識や課題解決力をもとに、地元の企業や行政と連携したプロジェクトを行なっています。同時にいくつものプロジェクトが動き、メールのやり取り、プレゼンテーション、資料作りなど、息つく暇もないほど。それは勉強でありビジネスであり、実社会に出てから役立つことばかりです。企画の実現はその時々の状況によって大きく左右されるため、努力が実を結ばないことも多々ありました。しかし、庫元ゼミは企画提案に至るまでの考え方を学ぶゼミなので、その点で沢山の経験値を得ることができたと実感しています。そして、そんな大変な企画を一緒に考え、乗り越えてきたゼミの仲間との関係はかけがえのないものになっています。
他にも、身体メディア論という授業の中で受講した、狂言師・和泉元彌さんの集中講義は、特に印象に残っています。春休みの講義期間中に歌をひとつ覚えながら狂言を学ぶといった内容で、日本文化をより深く知ることができたと感じています。また「声や所作ひとつで伝わり方が違ってくる」という、狂言とメディアを結びつけた話もとても興味深かったです。これを機に、友人を誘って狂言を観に行こうと考えています。
3年間の大学生活で感じたのは、大学は自分をプロデュースする場所だということ。大学に入れば、今までとは段違いに出来ることが増えます。車で友人と遠出したり、アルバイトでお金を貯めて海外旅行に行くこともできます。自由に使える時間も多いので、遊ぼうと思えば毎日遊べるかもしれません。しかし、だからこそ勉強とそれ以外を両立させられるよう、自分自身でマネジメントを行なう必要があります。私が庫元ゼミを選んだ理由のひとつは、苦手だったプレゼンテーションを克服するためですし、アルバイトで接客をしているのは、コミュニケーション力を高めたいからです。大学は、社会人の一歩手前。将来どうなりたいかを逆算し、自分の行動の必然性を考え、全力で取り組むことで、なりたい自分をプロデュースしていくことができると思います。
貴重な時間を無駄にしないために「なぜそれをしているのか」「他により良い方法がないか」を考え、常に目標を持つ。そのおかげで、大学生活を通して自分の苦手なことにも積極的に向き合い、克服することができたと実感しています。

国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース 4年 武田ひなのさん

大切なのは
やっていること一つひとつに
しっかり意味を持たせること

大学生活もあと1年ほどになりましたが、今後も中心となるのはゼミの活動です。現在進行中のプロジェクトもありますし、卒業までしっかりやり遂げたいですね。それ以外には、大学入学時に決めていた「在学中にやっておきたいこと」をひとつでも多く完結させたい。まだできていないことが沢山ありますから。
具体的には1、2年次に受講したスペイン語のスキルアップ、国内外の旅行、そして映画観賞(毎年100本以上見ます!)や読書など、インプットの時間を多く設けて、来年の新社会人生活に向けて充電できる期間にしたいと考えています。
将来について、具体的に決まっているわけではありませんが、広告は人の心と社会を動かすことができる素晴らしい仕事だと思うようになりました。私自身、心がときめくかどうかで行動を決めることが多々あります。授業で学んだマーケティングの知識、ゼミでの経験を糧に、将来は広告の企画・立案をするプランナーや、マーケッター(※)といった職業に就き、多くの人の心を動かすことができたら、と考えています。
金城は、いろんな意味で「やさしい学生」の多い大学だと思います。授業の中で他学部、他学年の人とグループワークをする機会がありますが、毎回チームワークの取りやすさに感心しています。相手を思いやる気持ちを持っている人が多いですね。ですから、初対面であっても打ち解けるまで時間はかかりません。皆さんも、共に学び合える良い出会いがきっとあると思いますよ!
私はかつて、高校時代に所属していたテニス部のコーチに「ずっと考え続けなさい」、庫元先生に「頭を動かし続けなさい」と教えられました。やっていること一つひとつに意義を見出し、常に意識して気を抜かずにやっていく。どんな学部に入っても、大学生活を価値あるものにするのは自分自身だということを忘れないようにしてください。
※消費者データを調査、集計、分析するスペシャリスト。

学生生活・思い出のアイテム
学生生活・思い出のアイテム

ゼミから生まれた金城祭(学園祭)の人気商品

写真は2019年の金城祭で庫元ゼミが販売した、金城オリジナルの生ういろうです。庫元ゼミ生が毎年、青柳総本家さんとのコラボ企画として、入学式と金城祭で販売しているのですが、私たちが販売したものは金城学院創立130周年記念の特別仕様。ワイン味、大納言あずき味、さくら味の三層でできた贅沢なういろうなんです。ゼミの先輩方が商品企画に携わり、私たちに受け継がれていますが、毎年とても人気のある商品で、今回は2時間ほどで完売しました。
当日はこれ以外にも、私たちが商品企画をしたひとくちういろうや、カエルまんじゅうも販売。販売当日の天気などから集客を予想し、ゼミ生全員で話し合い、それぞれの入荷個数を決めたり、集客用のチラシやプラカードを製作します。普段はゼミ室にこもってプロジェクトを進めていますが、このときはマーケティングの実践ができました。

多彩な情報分野のリーダーを育てます

マスコミや広告業界で働く力、Webデザイン・ゲームソフト制作・プログラミングなどの技術を活用する力、自ら情報を創造して発信する力を養成。メディア社会をリードする各分野のスペシャリストとして、より豊かな社会を築くことのできる人材を育てます。
また、全員参加の体験型海外研修「KIT」、協調型リーダーシップを磨く「WLI」、情報機器の活用能力を習得する「ICT」、コミュニケーションの“道具”としての実用英語を身につける「EIC」など、社会人として通用する基礎力を養うために、特色ある学びを用意しています。

薬学科について

掲載の内容は取材当時のものです。