もっと世界を感じたい、確かめたい

大学入試も外国語も
目標があるから
前向きになれる!

文学部 外国語コミュニケーション学科 2年
山口恵実さんが紹介

文学部 外国語コミュニケーション学科 2年 山口恵実さん文学部 外国語コミュニケーション学科 2年
山口恵実さん

子供の頃から描いた
外国への憧れを実現する
理想の環境が金城に

私が通っていたのは進学校と呼ばれる高校でしたが、はじめは大学進学について具体的な目標はなく、漫然と勉強を続ける日々でした。しかし、進学先を考える時期となった頃には「女子大学に行きたい」という意識が芽生えていました。それまで共学の経験しかなかった私にとって、女子だけの大学はとても居心地が良さそうに思えたのです。その後、愛知県内の女子大学を幾つかピックアップ。オープンキャンパスに参加することにしました。そして最初に訪れた金城で「ここしかない!」と即決。キャンパスの雰囲気、校舎の素晴らしさ、そしてイキイキとした先輩方。すべて私が求める大学生活と一致したのです。
さらに入試の成績上位者が対象の大型奨学金制度金城サポート奨学金の存在も大きかったです。高校で勉強を頑張った証しとして、なんとしても対象になろうと思いました。そのため、給付対象となる一般入試(前期)[3科目型] とセンター試験(※現 共通テスト)利用入試(前期)、両方を受験。努力の甲斐あって合格し、給付対象となりました。
外国語コミュニケーション学科を選んだのは、小さい頃に外国の様子を、父親から見聞きしたことが大きく影響しています。海外出張が多かった父親が聞かせてくれる土産話に聞き入り、現地の人々と父が並んで写った写真に驚き、次第に外国への思いを膨らませていきました。
そしてもうひとつ。中学2年生のとき、地元の豊田市が行う「海外派遣」に、中学校の代表として参加しました。訪問先はイギリスで、2週間ほど滞在。観光をしたり、市の代表として日本から遠征したラグビーチームを応援したり、初めて見る外国は、風景も人も何もかもが新鮮でした。しかし、ホームステイの段階となると、私の英語力ではホストファミリーとコミュニケーションを上手く取ることができず、とても悔しく、落ち込んだことをはっきり憶えています。
この体験が英語をもっと学びたい、英語だけでなく、世界の多様な文化について、もっと知りたいと思わせるきっかけとなったのは間違いありません。14歳でこうした貴重な体験ができたからこそ、今の私があるといえます。

文学部 外国語コミュニケーション学科 2年 山口恵実さん

明確な目標を据えて
受験のチャンスは
しっかり生かす

受験で大切なこと。それは明確な目標を持つことだと思います。私自身、金城への入学、金城サポート奨学金の受給といった具体的な目標が見えたときから、勉強に取り組む気持ちが大きく変わりました。目標ができると、それに沿った勉強法も見えてくるはずです。私の場合は金城サポート奨学金対象入試の2つの入試(一般入試(前期)[2科目型][3科目型]・センター試験利用入試(前期))に絞ったので、センター試験と金城の過去問題を徹底的に解きました。それぞれ5年分くらいですね。過去問題からは、出題の形式や分野なども見えてきますから、対策を立てる上で大いに役立ちます。
そして、できるなら複数日や複数の入試方法で受験されることをお勧めします。私は一般入試(前期)を3日間受験(※)しましたが、1日目は緊張してまったく上手くいきませんでした。2日目、3日目はずいぶん緊張が解けて、本来の力を発揮することができました。チャンスはひとつ残らず逃さない。そんな気持ちも大切だと思います。
合格を勝ち取り、晴れて入学した外国語コミュニケーション学科での学びの面白さは、やはり学んでいる言語が分かるようになったときですね。例えば、私が選択している2つの英語の授業は、ネイティブの先生によりすべて英語で進められます。今では授業の内容が理解でき、英語で提出する課題もこなせるようになったことに、喜びを感じています。また、海外のドラマや映画を見ているとき、字幕がなくても理解できる部分があると嬉しくなります。
※薬学部は2日間のみの実施となります。

文学部 外国語コミュニケーション学科 2年 山口恵実さん

授業から、先生から
そして友人から
いろんな視点で幅広く学ぶ

私は言語の授業だけでなく、キリスト教などの宗教や、海外文化、歴史、心理学など幅広い分野を学んでいます。また、先生と直接話して学ぶことも多くあります。このように外国語に限らず、さまざまな知識を幅広く、深く身に付けられるので、友人やアルバイト先の人など、自分と関わる相手を、より一層理解できたり、受け入れられるようになりました。これは大学生活で成長した点だと思います。そしてひとつの物事をいろんな角度で捉えられるようになったと感じます。
また、大学で友人が増えたことで、友人から学ぶことが多くなりました。相手に対する細かな思いやりや、言葉遣い、マナーなど、金城入学前の私にはできていなかったことを、友人の言動から学ぶことが多いですね。その度に、ハッとし、自分の至らない部分を改善しています。
将来についてはまだ、具体的に思い描くことができません。特に新型コロナウイルスの影響で不安定な社会情勢が続く中、どうすれば社会の一員として必要な人材になれるのか、どのような職業が私に相応しいのか模索中です。しかし、金城で学んでいることは必ず役に立つはずです。外国語コミュニケーション学科で英語と中国語、そしてそれらに関する文化を学びつつ、趣味として韓国語も勉強しています。早くいろんな国の言葉を使いこなせるようになり、貿易や航空関連など海外と関わる仕事につくことができたらいいな、と想像の翼を広げています。
私は今、受験期の自分の頑張りを認めてくれた、金城学院大学で大学生活を送られることに、とても喜びを感じています。高校生の皆さん、受験勉強はとても大変で辛いと思いますが、良い結果が出れば楽しい思い出に変わります。目標をしっかり立てて、大学で過ごす自分を想像して頑張ってください!

受験勉強・思い出のアイテム
学生生活・思い出のアイテム

高校一年生から傍にいた、受験勉強の頼もしい相棒

私が紹介するのは「SEED」という英語の参考書です。これは、高校1年生のとき、高校の授業で使う教材として購入した参考書なのですが、高校1年生から、高校3年生の受験期まで使用していました。あちこちにマーカーが引かれ、付箋が貼られたままになっているこの参考書を見ると、たくさん勉強をした高校生活や、受験勉強をしていた時期が蘇ります。
これは、大学入試の際や、TOEIC受験の際までも会場に持って行きました。私にとって、これを持っていれば安心、と感じるお守りのようなものですね。
おそらく、「一生懸命頑張った」と思える証しがあれば、それは自信に繋がるのだと思います。今でもこの参考書に書かれていることであれば、きっと答えられます。それくらい使い込んだ、頼れる相棒です。

世界と出会い・ふれあい、互いに理解を深めるために。

英語と並行して、中国語・フランス語・ドイツ語のいずれかを習得することで、英語ともう1言語を使いこなせる人を育てます。さらに、従来の留学や海外研修のほか、「海外キャリアアッププログラム」(英語圏セメスター留学など)や「日本語教育プログラム」など、実践的プログラムで海外経験を積むことができます。
もう一つの大きな特徴として、「海洋」と「大陸」の視点から世界の文化を理解するために、2年次に「海洋文化コース」または「大陸文化コース」を選択。身につけた外国語を使いながら世界の多様な文化を広い視野で学びます。

外国語コミュニケーション学科について

掲載の内容は取材当時のものです。