国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 3年
鴻村真菜さん
Majorette♡Amiesの衝撃
英語への強い思い
金城入学の決め手は二つ
私が金城に入学した決め手は二つあります。まず一つ目はクラブ活動。大学に入学したら、何か打ち込めることがしたい。そんな思いを持って幾つかの大学のオープンキャンパスに参加しました。そこで出会ったのが金城のチアダンス部「Majorette♡Amies」。チアダンスは知り合いがやっていたこともあり、元より興味を持っていましたが、実際に発表をこの目で見ると、演技も衣装もとても可愛い!このとき私の気持ちが、ほぼ金城に決まったと言えるくらい、Majorette♡Amiesとの出会いは衝撃的でした。また、オープンキャンパスの会場で話を伺った学生スタッフの方がMajorette♡Amiesの部員で、部員の構成は初心者、経験者がほぼ半分ずつ、発表のときは全員参加など、活動内容を詳しく説明していただき、理想のキャンパスライフのイメージが具体化されました。
二つ目はKIT(※)です。私は小さい頃から英語を習っており英語が大好き。中学校、高校を通して得意科目でした。特に高校生の頃からは次第に、さまざまな国に出かけて多くのことを吸収したいと思うようになりました。そのため、英語や海外の文化を学ぶ環境が整っている大学、学部が自然と進学先の候補に。そこで決め手となったのが国際情報学科の海外研修プログラム、KITです。大学在学中に海外でさまざまな体験をしたいと思っていた私にとって、KITはとても魅力的なプログラムでした。1年次に、実際に私はニュージーランドでの語学研修とエアライントレーニングプログラムに参加。機内業務の本格的な研修を受けることができました。また、国際情報学科にはグローバルスタディーズコースとメディアスタディーズコースがあり、所属するコースの枠を超えて、もう一方のコースの科目も履修可能な点が、幅広い進路選択に繋がると考えました。
※KIT(Kinjo International Training):国際情報学科で1年次に実施する全員参加の海外研修。
実践的な学び
厳しさと楽しさ
充実の時間がここにある
国際情報学科は企業との提携により、旅行・観光業界を実践的に学べる授業がとても充実しています。ANA総合研究所提携授業である観光サービス論はANAグループのサービスの現場で活躍してきた方が講師を務める授業で、ホスピタリティや国際理解などについて実践を交えて学ぶことができます。残念ながらコロナ禍で、毎年恒例の中部国際空港での授業は中止になりましたが、元客室乗務員の講師の方から、日本のおもてなしなどを学ぶオンライン授業があり、とてもわかり易く、話す声もまるで機内アナウンスを聞いているようで、大いに感動しました。普段では得難いこうした体験は視野を広げてくれたと思います。
また、名鉄観光サービス提携授業である観光ビジネス研究では、旅行を企画しプレゼンテーションを行い、採用されたツアーを実際に催行。私たちのクラスは、外国人向けのツアーとして郡上八幡への旅行を企画し、実際に体験。スケジュールや予算がリアルに組まれ、外国人の気持ちになって体験していると、良いところ、足りないところ、さまざまな面が見えてきます。こうした実践的な授業が充実しているのも国際情報学科ならではですね。
このような授業とともに、私の学生生活をより充実させているのが、もちろんクラブ活動。Majorette♡Amiesは週に2日、体育館で練習しています。部員数は例年100名ほどの大人数です。今年は新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、本来なら大学祭のシーズンとなる秋は、私たちMajorette♡Amiesが最も盛んに活動する時期になります。また、最大のイベントとして毎年、豊田スタジアムで行われる名古屋グランパスの試合にも出演させていただいています。豊田スタジアムという大舞台で、名古屋グランパスを応援することは、Majorette♡Amiesに入っていなければできない貴重な経験です。
私たちは3分程度の短い演技のために、何ヶ月も練習を繰り返します。辛くて逃げ出したいと思うときもありました。しかし、全員で一生懸命練習してきた成果を披露し、演技がぴったり揃うと「できた!」と感激し、辛かったこともすっかり忘れます。このクラブ活動で友達の輪は確実に広がりました。Majorette♡Amiesは最高の思い出と友人を作ってくれたと思います。
クラブと学生スタッフ
二つの活動と授業で
人として成長できた実感
私は高校3年生の夏に金城のオープンキャンパスに参加しました。そのとき担当してくださった学生スタッフの方は、私が「女子大って怖いですか?」「クラブ活動って厳しいですか?」など、無茶な質問をしても、丁寧に笑顔で答えてくれました。このときの対話で金城の良さをたくさん知って、入学に繋がりました。そして入学後は、私も学生スタッフになって、高校生に金城の魅力を伝えたいと考えるようになりました。先輩スタッフのように親身になって高校生に接し、高校生が納得できるように答えたいと思うのですが、これがなかなか大変。しかし、思いが伝わったときは学生スタッフとして貢献できたとやりがいを感じます。高校生が笑顔になり、その先に金城入学となれば、本当に嬉しいですね。
こうした学生スタッフやクラブでの活動、そして授業での学びは、私を人として成長させてくれました。クラブ活動でたくさんの人と関わる中で、規律や礼儀など社会人としての基礎力を、学生スタッフでの活動や授業ではコミュニケーション能力や人の話を聞く力を身につけられたと思います。さらにこれからのクラブ活動や学生スタッフ活動を通して、1年生当時の私が憧れた先輩のように、後輩から頼られ尊敬される先輩になりたいですね。
将来は、まだどのような仕事に就きたいのか決まっていませんが、英語を生かせる職業や海外での勤務を視野に入れて業界を研究し、自分の将来を見極めたいと思います。そんなときは就職に強い金城の多彩なノウハウを利用できるキャリア支援センターも心強い存在。大いに活用して本格的な就職活動に向けて準備をしたいと考えています。卒業まであと1年と少しとなりました。残りの学生生活を有意義にするために、今まで以上に多くのことを経験し、やり残したことがないように今後を過ごしていきたいと思っています。
私にとって金城で過ごす学生生活は、充実の一言です。高校生の皆さんが持つそれぞれの思いを叶えてくれる環境が、ここにはきっとあります。
- 学生生活・思い出のアイテム
このユニフォームが着たくてMajorette♡Amiesに
オープンキャンパスでMajorette♡Amiesの演技を初めて見てから、このユニフォームはずっと憧れでした。ピンクのキラキラしたポムを持ちながら素敵な笑顔で踊っていた先輩を見て、私もあの可愛いユニフォームが着たいと思い、金城学院大学に入学したら絶対Majorette♡Amiesに入部する!と心に決めていました。そんな思いが詰まったユニフォームですから、着るたびにワクワクが止まりません。また、お揃いのユニフォームを着ると、みんなと心が一つになる気がします。
さらにMajorette♡Amiesの伝統なのがチアネーム。入部してすぐ一人ずつニックネームを付けるのですが、その後は先輩後輩の隔てなく、ほとんどがチアネームで呼び合います。ちなみに私は「マヨ」。学内でも学外でも「マヨー」「マヨ先輩―」なんて呼ばれています。由来はヒミツです(笑)。
協調型リーダーシップと
次代をリードする“情報力×国際力”を身につける。
情報が世界を動かすグローバル時代を積極的に生きていくには、「国際力」と「情報力」が必須です。この学科では、国際理解と情報技術のリンクを重視した幅広い学びにより、2つの力を相乗的に養います。
そして、身につけた力と自由な発想を生かすための、企業や地域と協同した企画・開発・制作プロジェクトに挑戦できる機会も豊富。「観光プログラム」や「マスコミプログラム」など、めざす業界を見据えた実践的プログラムも魅力です。
多様性と活力に満ちた環境の中で、あなたも自分の可能性を広げてみませんか。
掲載の内容は取材当時のものです。