地域創生とボランティア、そしてダンス

学びに部活動に
打ち込めるものがあるから
学生生活が輝く!

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 4年
関口季愛さんが紹介!

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 4年 関口季愛さん国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 4年
関口季愛さん

海外への興味と
ダンス部B E A Tの発表が
金城入学の決め手

高校生のとき初めて、オーストラリア・アデレードでの海外留学を体験しました。そこで得たものはとても大きく、それがきっかけで多文化共生や、人種を越えた人との関わりに興味が湧いてきました。そして次第に、将来は社会に出て即戦力として活躍できる女性になりたいと考えるようになりました。進学先を検討する中で、金城の国際情報学科なら、文化を含めた海外について幅広く学べること、KIT(※1)の海外研修やWLI(※2)といった独創的な授業があることに惹かれ、金城と現学科への進学を決めました。また、就職キャリアサポートの充実や、学園祭でダンス部BEATの発表に魅了されたことも金城を選んだ理由の一つでした。
入学後はグローバルとメディアの多彩な科目の中から、興味や関心のある科目を自分で選び履修できる選択必須科目が多いこと、所属する学部学科以外のことも学べる「他学部他学科履修制度」の活用で、自分自身の可能性を広げられていると実感しています。
また、憧れていたダンス部BEATにも入部し、引退までの3年間、仲間と一緒に本気で取り組んだ部活動は学生生活最大の思い出になりました!そして就職活動中は、キャリア支援センターやキャリエールの方々が親身になって相談にのっていただき、何十回もES添削や面接練習をしていただいたことが自分の自信に繋がり、無事第一志望の企業に内定しました。金城学院大学には「学生の豊かな学生生活のために」という想いが根付いていると感じます。
※1 KIT(Kinjo International Training):国際情報学科で1年次に実施する全員参加の海外研修。
※2 WLI(Women’s Leadership Initiative):女性の必須能力「協調型リーダーシップ」を養うための特別な科目群。

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 4年 関口季愛さん パッケージデザインもしおりもすべてメンバーでデザイン。
評判も上々で増産も決定しています。

培ったのは
自ら主体的に働きかけ
周囲を巻き込む力

私は授業で地域創生、地元でボランティア活動に取り組んでいます。ボランティアに興味を持ったのは中学3年生のとき。自身の行動によって、誰かの喜びを生み出せることにやりがいを感じたのが始まりでした。現在も豊田市の学生ボランティア団体で、他大学の学生や高校生と一緒に豊田市活性化のために活動しています。そのボランティア団体のプロジェクトでは、市内の子ども園に、自宅に眠っている絵本やおもちゃを集めて寄贈するなど、子どもからご老人、多世代の地域の方々との交流があり、地域貢献やまちづくりに興味を持ったきっかけでもあります。こうした方々との出会いは、自分自身の考えや価値観を広げるきっかけになると考えています。そうした経緯から金城では、外に自ら出向き、フィールドワークを通してより沢山の人と関わることができる、地域創生ゼミに所属を決めました。
地域創生ゼミでは「過疎高齢化の進む農山村や地方都市を将来的に持続させ、災害や緊急時に置いても瓦解しないまちづくりが重要」という認識のもと、瀬戸市に拠点を置いて活動しています。ここでは来訪客の大幅減少や地元に根付いてきた店舗の存立が危ぶまれており、私たちはそれらの課題を解決するために、地元飲食店の方と一緒にメニューや販売方法を考えました。そして、地元で長く愛されてきた瀬戸やきそばにアレンジを加えた「ゴミ0でテイクアウト可能」な食べ歩き商品(瀬戸焼きそばをボール型に焼き上げ、おせんべいに挟んで提供)の新規事業を創設。瀬戸市役所の方と瀬戸市のレストランのオーナーさんに直接プレゼンテーションをさせていただいたのですが、それまで学外で提案を行う機会が無かったので、受け入れていただけるか、不安がいっぱいでした。しかしこの成功で、よりわかりやすく伝えるためのプレゼンテーション力や交渉力、コミュニケーション力などが身についたと実感しました。
また、WLIの授業で「尾張旭市制50周年記念事業」のお祝い事業をテーマに、尾張旭市の紅茶専門店とコラボ商品を開発、販売しています。尾張旭市の歴史や名物について調査し、実際に飲食店に足を運んで試食や試飲を行い、メンバー5人でアイデアを出し合いました。そして尾張旭市が「おいしい紅茶日本一のまち」であることに着目。紅茶専門店に電話でアポイントメントをとって了承をいただき、紅茶専門店のオーナーさんと企画を詰める中で、商品像が見えてくると「早く沢山の方々にこの商品を届けたい!」という想いが高まっていきました。コロナ禍によりプロジェクト実現まで約1年半かかりましたが、私たちが企画した商品を、全国各地の方々にご購入いただき、尾張旭市が「おいしい紅茶日本一のまち」であることを発信できたことがとても嬉しいです。
こうした地域創生ゼミやボランティアの経験を通じて、「自ら主体的に働きかけ、周囲を巻き込む力」を培うことができたと思います。周囲の人と協力し、一緒に何かを成し遂げたいなら、まずは自分自身が、前向きさとひたむきさ、謙虚な気持ちと感謝の心を大切に、周囲に接することを常に心がけています。社会に出て様々なコミュニティにおいて自分が、どんな立場であっても、相手の立場になって考えることを心がけたいと思うようになりました。

国際情報学部 国際情報学科 グローバルスタディーズコース 4年 関口季愛さん

金城には
自分自身の可能性を
広げられる環境がある

ダンス部BEATは、自分や仲間のため、応援してくれる友人や家族、観客の方々のために全力で自分を開放し、努力できる場所でした。仲間と一緒だからこそ味わえる一体感を感じながらパフォーマンスをする楽しさは、何にも変えられない大好きな瞬間です。私が代表を務めた年にコロナウイルスが流行し、一時期部活動ができなくなり、部員のモチベーションやダンススキルを保ち続けることに苦悩したときもありました。しかし、「一緒に頑張りたい」と思ってもらえるようなリーダーで居続けることと、「一人ひとりが楽しみ、高め合える組織になりたい」という2つを目標として、部員に寄り添うことを大切にしてきました。イベントでの発表当日まで練習時間が満足に取れず、練習場所も確保できないコロナ禍の状況では、部員と一緒にスタジオ近くの公園で練習したり、終電近くまで何度も躍り込み、練習に励んだことは大学生活のかけがえのない思い出です。
ダンス部は、ただダンススキルが身につくという部活動ではなく、相手へ主体的に働きかけることで、より良い組織をつくることも大きな目標だと先輩や先生方から教えていただき、人として成長できる環境でした。入部して最初に、先生が言われた「人生の中で、最もがむしゃらに頑張った3年間をつくりませんか」という言葉通りだった3年間だと、自信を持っていうことができます。
学びや部活動をはじめとして、金城の魅力は「自分自身の可能性を広げられる環境がある」ことだと思います。入学当初の私は、具体的な将来の夢や職種を決めたうえで、国際情報学科を選んだ訳ではなく、高校3年生当時に自分が好きだったこと、興味を持っていたことが多かった国際情報学科を選択し、様々な種類の講義を受講して自分の将来を考えていきたいと思っていました。「将来的に何がしたいか分からない。でも好きなことはある」のなら、深く考えられなくても、好きなことが少しでも一致する学科を選べば、大学の4年間で自分の興味を持った分野はもちろん、冒頭で述べた他学部他学科の講義を履修できる制度もあり、自分の可能性を広げられる学びの環境が整っています。私自身も、他学部の手話や心理学、福祉系の科目を履修していました。また、学生が充実した学生生活を送るための環境づくりやサポートがとても手厚いと感じます。歴史ある部活動やサークルがあり、キャリアアップ講座や、就職サポートキャリエールやキャリア支援センターなど、学生の将来の可能性を広げるきっかけづくりや挑戦しやすい環境が整っていると感じます。 皆さんも金城で、自分自身の可能性をさらに大きく広げてください!

学生生活・思い出のアイテム
学生生活・思い出のアイテム

どちらも開ければ思い出が飛び出してきます

上の写真は「MacBook」。レポートや課題はもちろん、グローバル系の授業でプレゼンテーションに使用したり、メディア系の授業ではポスター制作をしたり、動画の制作、編集も行いました。ダンス部の部員名簿や提出書類作成にも大活躍。就職活動では、説明会や面接もオンラインで行うことが多く、就職活動中は毎日常に持ち歩き、欠かせないアイテムでした。
下の写真は先輩の引退時にもらったり、私が2年生のときリーダーをしていた「Aチーム」の同期と後輩が寄せ書きとともに作ってくれたりしたものなど、ダンス部の仲間からもらった寄せ書きやアルバムです。どれもかけがえのない思い出が詰まっています。

世界に通じる国際性を身につける。

情報が世界を動かすグローバル時代を積極的に生きていくには、「国際力」と「情報力」が必須です。この学科では、国際理解と情報技術のリンクを重視した幅広い学びにより、2つの力を相乗的に養います。
そして、身につけた力と自由な発想を生かすための、企業や地域と協同した企画・開発・制作プロジェクトに挑戦できる機会も豊富。「観光プログラム」や「マスコミプログラム」など、めざす業界を見据えた実践的プログラムも魅力です。多様性と活力に満ちた環境の中で、あなたも自分の可能性を広げてみませんか。

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掲載の内容は取材当時のものです。