子どもの頃から広告にワクワク

興味から未来の夢へ
繋がるルートが
ここにある!

国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース 3年
忠内美咲さんが紹介

国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース 3年 忠内美咲さん国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース 3年
忠内美咲さん

やりたいことが
120%できる場所
それが金城の庫元ゼミ

子どもの頃からテレビを見るのが大好きで、CM内で曲に合わせて流れるキャッチフレーズを、リズムに合わせて覚えていました。そして、電車やバスの車内広告に掲載されている「おもしろ川柳」のようなクスッと笑える広告も好きで、広告に込められた意図は何か、どのように作られているのか、作るにはどんな知識が必要なのか知りたいと考えていました。中学生になると社会科の授業で、マーケティングに関するグループワークがありました。それはコンビニを新しく建て、ターゲットを想定し、どんなものを売り、どんなサービスをするのか話し合うというもの。みんなで楽しく話し合い、自信を持って発表したのですが、足りない要素を先生にたくさん指摘され、とても悔しい思いをしました。CMや広告を見るのが大好きだった子どもの頃に始まり、グループワークを体験して楽しかった気持ちと、先生を納得させられなかった悔しさが混ざり合い、広告やマーケティング、商品企画にまで興味を持つようになりました。
高校生になってからその思いが一層強くなり、自分のやりたいことができる愛知県内の大学を探し、たくさんの資料を取り寄せて調べるうちに、金城の庫元ゼミの存在を知りました。様々な企業との産学連携、広告やマーケティングなど幅広い分野での学び、そこには私が求めいていた世界が広がっていると直感しました。庫元ゼミで学びたい、私もこんなことをやってみたい一心から、国際情報学科メディアスタディーズコースに進学。入学後は1年次からマーケティング論や広告論、CM制作など座学から実践的な授業まで庫元先生の授業はすべて受講。その授業を通して広告にもっと興味が湧き、入学前からの希望通り庫元先生のゼミを受講することに決めました。

国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース 3年 忠内美咲さん 東海テレビ「ニュースOne」の取材風景

自分の企画が実現し
世に出た時の喜びは
何物にも代えがたい

庫元ゼミでの活動で最も印象深く嬉しかったことは、私たちが考えた企画の実現です。ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社様との連携プロジェクトで、それを強く感じました。ゼミ生10名で考えたポスターが、実際に通学で使用する名鉄瀬戸線内に掲載されているのを見たときには、約2ヶ月頑張って良かったと思いました。また、JR名古屋駅コンコースに設置されたデジタルサイネージ広告での公開当日は、東海地方の4つのテレビ局で夕方のニュースに取り上げていただき、家族や友人からたくさんのメッセージをいただきました。この広告にはゼミ生全員が出演し、1週間程度の期間内で約15分に1回というペースで表示されたこともあり、多くの方に見ていただくことができ、想像以上の反響でとても嬉しかったです。学校に遅くまで残って活動するのは大変でしたが、コピーやデザイン案を出し合い、みんなで話し合うことで、自分にはない視点や考え方を知ることができ、大変さを忘れるくらい貴重で素晴らしい経験がたくさんできました。
こうした広告制作で私が1番力を入れているのは、子どもの頃から興味を持っていたコピーです。相手に何を伝えたいかを考え、ときには視点や発想を180度変えて、とにかく書きまくります。頭に汗をかくくらいのハードワークですが、とても充実した時間です。今回のプロジェクトでも100を超えるコピー案から選び抜きました。
庫元ゼミは、プロジェクトのリーダーを、10名全員が順番で務めます。私は、昔からリーダーというポジションに就いたことがなく、どちらかといえばリーダーをサポートする副リーダーといった立場が多かったです。そんな私が、やはり産学連携プロジェクトの一環として、学内で行われた「豆乳の日」のイベントで、初めてリーダーを経験しました。スタッフの配置やお客様の導線を考えたり、プレゼントの商品を必要な数だけ確保したり、仕事は山積み。ゴールを決めてその道筋を決めることがリーダーの役目なのですが、想像以上に難しかったです。そんな中で何が必要かを見極め、一歩先を見て行動すること、そして人の3倍働くことを意識して、20枚の展示パネルのラフスケッチ作成や、告知用チラシのデザインにも率先して取り組みました。出来上がったチラシをみんなでキャンパス内のあちこちで配り、その結果イベント当日は、200人以上の学生にお越しいただくことができ、リーダーとしての役割を、ある程度は果たせたのではないかと思います。これもゼミ長とゼミの仲間の助けがあったからこそ。今回のイベントを通じて、設定したゴールに向かって、周りと協力しながらめざす意識が芽生えてきたことに、自分自身の成長を感じました。

国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース 3年 忠内美咲さん

広告もダンスも
興味を語ることから
始まった

庫元ゼミを受講し、企業様と連携させていただいたことで、プレゼンテーションの仕方や言葉遣い、ビジネスマナーなど、社会人として活動する上で大切なことを学ぶことができました。しかし、プレゼンテーションについては、まだまだ未熟だと実感しています。これまでに、ゼミを通して企業様に企画を提案させていただく機会が数多くあったのですが、人前に立つと緊張で声が震えてしまうことがありました。企画内容はもちろん、プレゼンテーターとしての能力も高めていきたいです。プレゼンテーションは就職活動においても、自身をアピールする上で重要な機会ですから、自分が最も興味を持っている広告分野の仕事に就けるように、努力していきたいと思っています。
ゼミと同様に頑張っているのが部活動。私はチアダンス部に所属しています。入学後にチアダンス部の動画を見る機会があり、大勢で踊っている様子がとても可愛く、これぞ青春!と感じて入部したい、と思ったものの、人見知りの性格もあって一歩踏み出せない状況が続いていました。そんな折、授業で隣に座ったクラスメートから話しかけられ、チアダンスの話題になり意気投合。念願叶って入部することになったのです。そこで声をかけられていなかったら、機会を逃していたかもしれません。誘ってくれた彼女には本当に感謝しています。私自身も3年間の部活動を通して、積極的にコミュニケーションを取れるようになったことは大きな収穫です。また、ものごとをポジティブに考えられるようにもなりました。金城の学生はみんな優しく明るくて、周りから積極的に話しかけてくれるので、こちらもどんどん引き込まれていきました。
最後に、私を虜にする広告の面白さは、1行のコピーや1つのデザインで、人の心を動かせること。そして、情報を正しく伝達し、人とモノ、人と人を繋ぐことが広告の仕事だと考えます。私は子どもの頃からずっと持ち続けている広告に対する興味の翼をどんどん広げて、今に至りました。先々の夢を語るのは難しくても、興味を持っていることなら、語れることがきっとあるはず。興味のあることを極め、その中で新しいことに挑戦すれば、充実した4年間になると思います。金城には、皆さんと同じように頑張りたいと思っている学生が集まってきます。その仲間と一緒に、希望に満ちた学生生活へと羽ばたいてください。

学生生活・思い出のアイテム
学生生活・思い出のアイテム

ゼミと日々の思いが詰まった大切な記録

私の学生生活に欠かせないゼミのファイルとノートです。庫元ゼミでは同時にいくつかのプロジェクトを進めることもあり、どれがどの資料なのか、ひと目でわかるように、プロジェクトによってファイルを変えています。ノートは、先生に教えていただいたことを毎回のゼミの中で書き留めるようにしています。今日やるべきことを書き出し、優先順位も決めるように心がけています。学んだことや、日々の振り返りを書くこともあります。去年の12月から活動を始めて、2冊目になっています。

多彩な情報分野のリーダーを育てます。

マスコミや広告業界で働く力、Webデザイン・ゲームソフト制作・プログラミングなどの技術を活用する力、自ら情報を創造して発信する力を養成。メディア社会をリードする各分野のスペシャリストとして、より豊かな社会を築くことのできる人材を育てます。
また、全員参加の体験型海外研修「KIT」、協調型リーダーシップを磨く「WLI」、情報機器の活用能力を習得する「ICT」、コミュニケーションの“道具”としての実用英語を身につける「EIC」など、社会人として通用する基礎力を養うために、特色ある学びを用意しています。

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掲載の内容は取材当時のものです。