じっとしていたら何も始まらない。行動力がものを言う
今回の留学は、心理学の研究が盛んなアメリカで学びを深めること、さまざまな人と交流することが大きな目的でした。援助職を目指す私にとって、言語や習慣など異なる環境に身を置くことで、相手の気持ちをより理解できるようになると考えたのです。さらにインターンシップが経験でき、見聞を広められるのも魅力でした。
留学先では期待通りに、バックグラウンドが異なる人たちとたくさん出会い、今まで見えなかった世界が見えてきました。そんな中で実感したのは、海外で重要なのは行動力だということ。授業やインターンシップで身動きが取れなくなって、機会を逃したり迷惑をかけたことがあり、自ら動くことの大切さを身をもって知りました。すべてが結果につながるという甘いものではありませんが、頑張った過程はしっかりと残ります。また、そうしたことを受け入れる側として、寛容さも身につけられたと思います。
短期の海外研修も含めて、海外での経験を積む方法はたくさんあります。迷っているならまず行動しましょう。そこから新しい道が拓け、さまざまな刺激や感動が待っているはずです。
人間科学部 多元心理学科 4年 成田 星奈 さん 愛知県 岡崎北高等学校出身
Profile
幼いころから世界をテーマにしたテレビ番組に興味津々。海外出張が多かった両親は、旅行にもよく連れていってくれ、海外はとても身近な存在でした。そんな環境だったせいか、留学というものを早くから知り、小学生の頃には漠然と“留学って楽しそう” “行ってみたい”と思うようになりました。その思いが確固たるものになったのは高校生のとき。同じ部活の先輩が一年休学して留学し、留学先での体験談をたくさんしてくださったことで“私も絶対に行く!”いう思いに変わりました。
紹介します!私の宝物
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- Highline Collegeで初めて受けた授業の先生と。このスピーチの授業は現地の学生も受講するため、話すときはとても緊張しましたが、クラスメイトも先生も明るく、楽しみながら授業を受けることができました。
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- ハウスメイトの友人にシアトルを案内してもらいました。海が近く魚介類が豊富なため、多彩なシーフード料理が楽しめます。中でも、私のおすすめはクラムチャウダーです!
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- ハイラインからホームステイ先まで、徒歩で帰るときのお気に入りの道です。シアトルは自然豊かな場所のため、さまざまな風景が楽しめます。シアトル郊外には桜並木もあります。
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- 休暇を利用して、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドへ行きました。話しかけくれたキャストの方と話がはずみ、記念写真をパチリ。臆さずに話すことで人の輪が広がったように感じました。