夢の実現に必要なものが見えてきた
将来は客室乗務員になりたいと思っている私にとって、英語以外の言語の習得が独自の強みになると考えたのが留学の発端です。韓国語を選んだのは、幼いころから韓国ドラマを見ることが好きで、隣国ということから最も身近な言語だと思ったから。留学先に選んだ淑明女子大学校は英語と韓国語が両立できる理想的な環境でした。
当初は1年間韓国にいれば韓国語を話せるようになる、と思っていました。しかし現実は厳しく、次第に学校の授業以外に、生活の中でも韓国語を学びたいと思うように。そこで韓国人の友人に練習相手になってもらったり、イベントに積極的に参加したり、常に韓国の人とコミュニケーションを取るように努力をしました。その副産物として身についたのは、行動力と挑戦する心。帰国を前に自分の実力を確認するため、ミュージカルを鑑賞したときに、内容をほとんど理解できたことにとても驚きつつ、その成果に自信を持つことができました。
そんな毎日の中、寮で出会った中国からの留学生とは、一緒に勉強しジムに通い、悩みを打ち明ければ、私とまったく異なる視点でアドバイスしてくれました。今でも大切な友だちの一人です。
留学は自分を試すとても良い機会。大切なのは目的を明確にすることです。私はこの留学を通して、客室乗務員という夢を実現するために必要なものが見えてきました。この夢を叶えるために様々なことに挑戦していきたいです。
文学部 英語英米文化学科 3年 久曽神 いおり さん 愛知県 光ヶ丘女子高等学校出身
Profile
幼いころから英会話教室に通っていた私は、成長するにつれて外国語への興味が強くなっていきました。また、趣味が海外の映画、ドラマ鑑賞ということもあって、外国語に触れる機会はたくさんあり、英語だけでなく韓国語の勉強もしていました。ただ、実際にネイティブスピーカーと話す場面はなく、このままではせっかく学んでも、自分の力を試す機会がない!そこで日本を離れ日本語が通じない国で、自分がどのように生活できるかという挑戦をしてみたくなったのです。
紹介します!私の宝物
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- 景福宮で韓服を体験しました。韓服の種類は豊富でドレスのようなデザインもありましたが、あえてシンプルなものを選びました。韓国の文化を身をもって体験する良い機会でした。
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- 冬のソナタの撮影地としても有名な南怡島へ。ソウルから2時間ほどの小さな島ですが、自然豊かで気分転換には最適でした。
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- 韓国の武道テコンドーの授業。留学生のための授業だったので、留学生同士仲良くなる絶好の機会でもありました。授業の最後には試験を受け、青帯をいただきました。
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- ソウルから1時間ほどの歴史の街、水原。歴史が好きな私にとっては聖地のような場所でした。歴史ドラマが好きな方には是非お勧めしたい場所です。