人と出会い、自ら動いて文化を共有
留学先のロンドン大学ゴールドスミス校は、周辺に美術館や博物館が多くあり、そこに訪れながら授業を行うことが魅力的でした。また、芸術を学ぶ学生が集まる大学であること、さらに西洋哲学や思想をベースとしながら学べることから選びました。
留学当初は自発的に話せず、ディスカッションメンバーとの距離も開くばかり。そこで「自らアクションしなければ始まらない!」と一念発起し、最初に意見を言おうと心掛けました。これによって積極性を養うことができ、メンバーとも打ち解けて、友人が増えていきました。
友人で忘れられないのが、寮のルームメイト。人種、国籍、学部や年齢も様々でしたが、ほぼ毎晩キッチンに集まっておしゃべりしたり、ご飯を作ったり。価値観や考え方の違いを話し合うこともあり、お互いの文化や習慣を理解する良い機会でした。新しい発見も多くあり、今でもとても大切な友人です!
人との出会いといえば、スコットランド一周旅行中のスカイ島で、街に1つしかないパブを訪れたときに、フレンドリーな地元のおじいちゃんたちに話しかけられました。お勧めを教えてくれたりとても優しい方々でしたが、訛りがとても強くて聴き取れず、私は笑顔と相槌だけで反応するのみ。英語でのコミュニケーションをもっと頑張らなければ、と再認識しました。
私は留学を通して、本当に多くの人と出会い、文化を共有し、様々な経験をすることができました。みなさんも臆することなく挑戦してください!
文学部 外国語コミュニケーション学科 4年 飯田 有紀美 さん 愛知県 金城学院高等学校出身
Profile
高校生のときは苦手であった英語を学ぶため、あえてESS部に入部。さらに洋楽を聴いたり、洋画を観賞するうち英語に惹かれるように。やがて言語を学ぶことが楽しくなり、映画で観た海外の風景や文化にとても興味が湧きました。その後、アフリカ出身の方々と英語でコミュニケーションを取る機会があり、そこで自分にはない考え方や価値観に触れて、もっと多くの人と出会いたい!世界をもっと知りたい!と強く思うようになり、留学を考えるようになりました。
紹介します!私の宝物
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- ルームメイトはかけがえのない友人!!毎晩キッチンに集まって夜通しおしゃべりしていました。この写真は一緒に遊園地とクリスマスマーケットへ行ったときのものです。今でも近況を報告しあっています。
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- 本場のアフタヌーンティーを体験しよう!と出かけました。いつも集まると話が止まらず、あっという間に時間が過ぎていました。お互いの国へ行こう!と話していて、実際に計画しています!!
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- ロンドンで大規模なLGBTQのパレードが行われ、友人とトラファルガー広場まで見に行った時の写真です。留学先のロンドン大学ゴールドスミス校も参加しており、多様性がある大学だなあと改めて感じました!
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- クリスマスの日、ホストファミリーと一緒に近所の教会へ行き、お祈りをしたり、近所の人たちと談笑しました。ホストファーザーはとてもお茶目な性格でこのポーズに(笑)。1ヶ月という短い間でしたがとても有意義な時間を過ごせ、4月にはホストファミリーが名古屋にも来てくれました!