異文化との交流で、価値観や視点を大きく広げる
留学の大きな目的は、「英語力の向上」。弱点であるリスニングとスピーキングの強化を課題にしていました。もう一つは「異文化交流」として、様々な国の文化や宗教、伝統を肌で感じ、日本では経験できないことに挑戦して、価値観や視点を大きく広げたいと思いました。
留学先をカナダに決めたのは、国際色豊かな国で、より多くの国の文化が学べ、より多くの友人が出来ると考えたからです。そして、大学の所在地であるハリファックスは、夜歩いても大丈夫と聞き、安全面も大きな理由でした。ハリファックスは大都市ではなく小さな街で自然も豊かな場所。ほっこりとした雰囲気もいいなと思いました。
カナダ到着初日は大雪で、便が遅延し夜中の到着になりましたが、ホストマザーが笑顔で迎えてくれました。毎日、夕食後に学校での出来事や日本、カナダのことなどを話す時間が、とても楽しく大好きでした。自分の娘のように可愛がってくれて、たくさんの愛情をもらい、毎日幸せでした。留学がとても充実したのは、ホストマザーのおかげです!
グループプレゼンテーションでのことです。国籍が異なる5人のグループで、日本人は私1人、他の学生とは初対面。初めは、全員の意見を聞くことに精一杯でしたが、仲間に助けてもらいながら徐々に自分の意見を発信出来るようになりました。その後も、私が苦戦していると仲間が助けてくれました。プレゼンテーション終了後には、「響花と一緒のチームで良かったよ」と声をかけてくれて、とても嬉しかったです。
留学中に心掛けていたことは「まずはチャレンジ」「失敗を恐れない」です。ボランティア活動や現地のコミュニティに積極的に参加したり、大学のディスカッションやプレゼンテーションでは、少しでも自分の意見を発信するよう心がけました。初めは、上手くいきませんでしたが、帰国前には自信を持って発信できるまでになりました。「挑戦」を繰り返したからこそ、現在の自分があると思います。
今後は、国際交流のボランティアに参加し、自分の経験をもとに少しでもお手伝いが出来ればと考えています。留学で培った英語力や経験した異文化を活かしながら、海外の方に少しでも寄り添えるサポーターになりたいです。
留学中は、不安なこと、大変なこと、失敗してしまうこともあると思いますが、その経験はかけがえのない貴重な財産になります。私も留学をして本当に良かったと思っています。皆さんもぜひ、自分から積極的に行動してみてください!
文学部 英語英米文化学科 4年山下 響花 さん
Profile
留学は高校生の頃からの夢であり、私の「憧れ」。海外の生活や文化に興味があったので、私も経験してみたいと思い続けていました。金城に入学後も、自分の言葉で海外の人たちと話し、現地での生活を通して英語力を向上させたい。海外の文化を直接学びたい、といった思いが募り、念願の留学にチャレンジすることにしました。
留学が決まり出発をする際は、憧れだった留学が出来る喜びで、とてもワクワクしていました。留学中は、現地の暮らしを体験しながら、自分自身がより成長していけると考えていました。
紹介します!私の宝物
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- 帰国が近づいた頃、セント・メアリーズ大学(SMU)の前で撮りました。歴史あふれる校舎を見るたびに、モチベーションが上がっていました。SMUに留学することができ、本当に良かったです!
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- SMUのキャンパスで行われた、アメリカンフットボールの試合を友人と見に行きました。初めてのアメリカンフットボールの試合は、とても迫力があって凄かったです。音楽と一緒に、みんなで応援しました!他にも、バスケットボールやホッケーの試合観戦にも行きました。
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- プライドパレードに参加しました。参加前にみんなでTシャツを虹色に染め、パレードでは虹色の服や旗、帽子などを身に付けて、ハリファックスの街を歩きました。街中が一体となって、この日を楽しんでいました!
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- 私の留学生活を支えてくれたカンバセーションパートナーと一緒に。彼女とは、カフェやショッピングに行ったり、ドライブをしました。この日は、大学の近くの公園でプーティン(カナダ発祥の食べ物で、フライドポテトにグレイビーソースをかけたもの)を一緒に食べました!