文学部
日本語日本文化学科
- 定員
- 70名

自他の文化への理解を基盤として
他者と対話しつつ社会的諸問題に対応する
日本の言語と文化に関する知識と教養を幅広く獲得することで、自らを客観的に省察する知性を身につけます。同時に、文化財、データベースなど情報メディアを活用しつつ自らのテーマを能動的に掘り下げます。
News&Topics
学科の強み
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- 少人数ゼミで
自分のペースで主体的に学ぶ - 学生の個々の成長を手厚くサポートするため、15名以下の演習を1年次から4年次まで設定。興味のあるテーマを探求します。学生同士、議論することを通して、思考力を深め、表現力を磨きます。
- 少人数ゼミで
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- 教職・司書・学芸員・日本語教員などの資格に対応
- 日本語の運用能力や日本文化に関する知識と教養を社会に生かす、複数の免許・資格を取得できるカリキュラムを用意しています。
資格取得サポート
司書養成課程
司書は、公共図書館などで様々な業務を行う専門職です。図書館の膨大な蔵書を整理・管理する能力が求められます。また、活躍の場が広がることが期待されている学校司書の養成プログラムも用意しています。
司書教諭課程
司書教諭の主な業務は、学校図書館の管理・運営や児童・生徒への読書活動の奨励、情報教育の推進など。教員採用の選考でも重視されており、本学科のカリキュラムは教員免許と並行して無理なく取得できるよう編成されています。
教職課程
中学校で国語、高校で国語と書道を教えるための資格です。毎年多くの学生が挑戦し、採用試験でも高い実績を残しています。司書や学芸員などの資格と並行して取得する学生も珍しくありません。
学芸員養成課程
学芸員は、博物館や美術館で資料の収集・保管・展示や教育・普及活動を行う専門職員で、本学科では特に日本の文化・美術・民俗に詳しい学芸員の養成に力を入れています。公務員や文学館、ギャラリーなど各種文化施設での仕事にも活用できます。
日本語教育プログラム
登録日本語教員はに国家資格化された、大学あるいは専門学校で外国人に対して日本語教育を行うために必要な専門職です。教育機関の他、行政機関や企業でも活用できます。3年次以降は国内外での実習を行います。なお、本プログラムを修了することで、教壇実習と「日本語教員試験」の基礎試験が免除になります。
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- 体験型学習とプロジェクト型授業で協働性を養う
- 「博物館実習」で史料館の展示を企画したり、「図書館サービス演習」で市の図書館の企画展示を担当するなど、知的財産の社会的な位置づけについて実践的に学びます。
学科の仕組み
「日本文化領域」では、日本語と日本文化について基礎的・専門的な知識と研究法を身につけます。「社会教育・情報領域」では、汎用的な技能の獲得を目指すと共に、専門知識の実践的応用力を養います。
日本文化領域
日本の古典や近現代の文学、あるいは言語としての日本語の特徴などを掘り下げて研究できるのはもちろん、異なる時代の文学作品同士のつながりや背景について考察を深めたり、作品の表現を言語学的に分析したりと、興味関心に応じて学ぶことができます。自由な学びを通して、多様な価値観のもと自らのあり方に対する洞察力を養います。基礎科目・基幹科目では、古典、近現代、日本語からバランス良く履修し、展開科目では専門性を深めます。

ピンチアウトして内容をご確認ください。
社会教育・情報領域
文献資料、文化財を読み解き、分析するためのデータベース処理、文化資源管理能力を修得しつつ、司書、司書教諭、学校司書プログラム、教職(中学校・高等学校国語、高等学校書道)、学芸員、日本語教員など専門職の資格取得に必要な科目を履修します。
プロジェクト活動
地域文化探求
身近にある有形・無形の文化資源に触れ、
地域文化の共有、継承のあり方を探る
建築や遺跡、絵画などの有形文化、あるいは芸能や年中行事といった無形文化に触れることを通して地域に息づく文化に対する理解を深めます。文化資源がどのように保存され、継承されているのか、そこにはどんな工夫や苦労があるのかについて知り、共有のあり方を探ることで、互いに異なる事象を関連づけ、分析する力を磨きます。


学科連携教育金城オリジナル
日本語日本文化学科 × 音楽芸術学科
日本芸術論A
文学と音楽それぞれの切り口から
日本舞踊を実践的に学ぶ
日本の伝統音楽である邦楽に合わせてどのような身体表現が行われてきたのか、現代においてどのような表現が可能か。文学と音楽を専門に学ぶ学生が共に日本舞踊を体験し、多角的な視点から理解を深めます。

日本語日本文化学科 × 現代子ども教育学科
子どもと絵本をつなぐ
プロジェクト
子どもの成長の観点から
絵本や児童書への理解を深める
幼少期の読書は、言語や感情、想像力の発達などに大きく影響するといわれています。様々な専門家から絵本の歴史や享受、制作について学ぶこの科目は、司書・司書教諭資格や出版、教育に関心のある学生にも役立ちます。

金城ならではの特色
自らの問題意識と専門知を
社会に位置づける多彩な学びが充実
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- 好きを究める自由なカリキュラム
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特定の作家や作品が好き、漫画やアニメに興味がある、地域ごとの言葉の違いに注目するなど、多種多様な興味関心に応えるカリキュラムを展開。各々の「好き」を究めることができます。新しい「好き」も見つけられます。
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- 読む、聞く、書く、話す力を
磨きつつ課題解決 -
各学年に配置されたゼミでは、個別テーマの問題設定から研究方法の選択、テキストの読解・分析を通して、日本の文化や社会について探求した成果を論理的に提示・発表します。卒業論文は総まとめです。
- 読む、聞く、書く、話す力を
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- 社会で生きるスキルにつながる
メディアリテラシー -
グループ活動やアクティブラーニングを通じて体験的に修得した技能を、多様な価値観を持つ人々と共有することで現代社会に貢献する方法を探ります。
博物館実習
- 社会で生きるスキルにつながる
科目ピックアップ
本学科の教員情報はこちら
教員情報進路と資格
目指す進路
- 中学・高校の国語科教員、高校の書道科教員
- 博物館・美術館の学芸員
- 図書館司書、司書教諭
- 国内外で外国人に日本語を教える教師
- 公務員(県庁・市役所など)
- マスコミ・広告・出版(記者・ライター・編集者・作家など)
- 一般企業の事務職・総合職 など
資格等一覧
- 取得できる資格
- 高等学校教諭一種免許状(国語)
- 高等学校教諭一種免許状(書道)
- 中学校教諭一種免許状(国語)
- 司書
- 司書教諭
- 学芸員
日本語教育プログラムを修了後、経過措置期間中(まで)に「日本語教員試験」の「応用試験」に合格する必要があります。
カリキュラムの構成上、重複して資格取得できない場合があります。また実習科目を履修する際には、大学が示す条件を満たす必要があります。
資格取得に際しては、別途費用が必要になる場合があります。
教員から公務員、金融、メーカーまで、
専門資格や日本語運用能力を生かして、幅広い分野で活躍!