キャリアに生かし、日本と世界をつなぐ架け橋に
留学先を決める時、カーニーの人たちの英語は方言がなくとても綺麗であることを知り、なまりのない英語が学べると思いました。また、CSF(クリスチャンの団体)というクラブ活動やイベントなどで、現地のアメリカ人や他の留学生と交流できる機会がたくさんあることにも魅力を感じました。そして最大の理由は、カーニーはとても治安が良いということです。安全な地方都市のカーニーなら勉強に集中でき、留学先として適していると考え、ネブラスカ大学カーニー校に決めました。
私の留学の目的は3つありました。1つ目は、語学力アップです。世界の人たちとのコミュニケーションツールとして、英語力を身につけたいと思いました。アクティビティやボランティア活動に積極的に参加して、日常生活の中で英語力を身につけたいと考えました。2つ目は、広い世界を知り、自分の可能性を探ることです。アメリカは多民族国家なので、街の中で世界を感じることができるのではないかと思いました。東京オリンピックで積極的に行動できる自分を目指したいと考えていたからです。3つ目は、ホストファミリーや留学生、現地の人々に、書道や和食など日本の文化を伝え、体験してもらうことで、日本の良さを発信することです。
留学を通して、考えるだけでは問題は解決しないため、「自ら行動すること」の大切さを学びました。自分は積極性がある方だと思っていましたが、留学当初は英語で話しかけようとしても勇気が出ず、思うようにコミュニケーションが取れませんでした。しかし、「考えるよりまずは行動」と自分に言い聞かせ、積極的にルームメイトや留学生をごはんや映画に誘いました。新しく出会った友人とは必ず次に会う約束をして、たくさんコミュニケーションを取るように心掛けました。学内イベントやクラブ活動、パーティーにも積極的に足を運び、コミュニティを広げていきました。失敗を繰り返し試行錯誤することで、コミュニケーションがどんどん取れるようになりました。これが自信に繋がり、私を成長させたのだと思います。
今後は、留学で得た「積極性」や「行動力」を自分のキャリアに生かして、日本と世界をつなぐ架け橋になりたいと考えています。どの国の人にも「日本の良さを知ってもらい、感じてもらいたい」そんな気持ちでいっぱいです。目の前にある留学という機会を無駄にせず、自分のために学んできてください。失敗を恐れず自信を持って、有意義で濃い留学生活を送ってください!
文学部 英語英米文化学科 3年中林 日菜珠 さん
Profile
中学生の頃から洋画や洋楽が大好きで、日本語の字幕なしでも映画の内容や歌詞を理解できるようになりたいと思い、英語の勉強に力を入れてきました。そして、実際にアメリカに行ってネイティブの人と会話をしたり、海外の大学で学んだり、アメリカの伝統文化や生活を経験したいという思いが強くなりました。海外への憧れは日増しに強まり、金城に入学したら、絶対に長期留学をしようと決めていました。
紹介します!私の宝物
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- 留学最後の写真はこの場所で!と決めていました。たくさんの素敵な出会い、たくさんの学び、何もかもが新鮮で、人生で一番濃い1年でした。ネブラスカ大学カーニー校への留学は、最高の宝物です。
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- 留学を通して一番力を注いだポスタープレゼンテーション!最後までやり遂げた後は、何とも言えない喜びと達成感を味わうことができました。
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- アメリカンなハロウィーンパーティー!きらきらと眩しかったミラーボールの輝きは忘れられません。DJと一緒にみんなでパーティーを盛り上げ、夢中で踊りました。
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- ホストファミリーと家庭料理を作るのが週末の楽しみでした。アメリカの日常生活を経験できたことは貴重な思い出です。